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朴泰桓にネビド投薬した医師「朴泰桓に薬のリスト提供した」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「水泳のスター」朴泰桓(パク・テファン、28)選手に禁止薬物を投薬したなどの罪(業務上過失致傷など)で起訴されたキム医師(46、女性)が、法廷で無罪を主張した。

21日、ソウル中央地方裁判所刑事8単独、カン・ビョンフン部長判事の審理で進行された初公判でキム氏側の弁護人は「朴選手とマネジャーに投薬に先立ち説明したし、投薬する薬のリストもつくって提供した」として「聴聞会を控え、医師を犠牲の羊にする必要があったのかもしれないが、無理な起訴」と主張した。

弁護人側は「キム氏がスポーツ医学に対する専門知識がない一般医師なので、朴選手側に治療で使われる薬品に問題がないか直接確認してほしいと要請した」と話した。


キム氏は2013年10月31日から知人の紹介で自身の老化防止クリニックを訪れた朴選手を管理してきた。以来2回にわたり男性ホルモン剤であるネビド(Nebido)などを十分な説明なしに注射したとされている。

朴選手は昨年9月に世界反ドーピング機構(WADA)のドーピングテストで禁止薬物の陽性反応が出ると、キム氏が相談もなく投薬して男性ホルモン数値を高め、静脈注射を打つ過程で1週間の筋肉痛が発生するなどの傷害も負わせたとして告訴した。

6月4日午後3時に行われる次回公判には検察側の証人が出席する予定だ。この日の朴選手の出席の有無はまだ決まっていない。朴選手は禁止薬物の使用で国際水泳連盟から18カ月間の資格停止処分を受け、仁川(インチョン)アジア競技大会で獲得した銀メダル1個と銅メダル5個を剥奪された。



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