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<サッカー>油断できないW杯予選…韓国はクウェート、レバノンと同組

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ロシアに向かう第一歩から侮れない。韓国サッカーが2018年のワールドカップ・ロシア大会予選開始から思いがけない変数に遭遇した。

14日にマレーシアのクアラルンプールで開かれたワールドカップ・アジア地域2次予選の組み合わせ抽選で、韓国はクウェート、レバノン、ミャンマー、ラオスとともにG組に入った。9大会連続の本戦進出に挑戦する韓国は6月16日にミャンマーと2次予選第1戦を行う。

ところがミャンマーとの第1戦はアウェーではなく第三国で開かれる。2011年7月にミャンマーのヤンゴンで開かれた2014年ブラジル大会2次予選のオマーン戦の途中でミャンマーの観衆が暴動を起こした。主審は試合を打ち切り、国際サッカー連盟(FIFA)はミャンマーに没収試合による負けを宣言した。その後FIFAはミャンマーに罰金2万5000スイスフランとともにホームで開かれるロシア大会予選を第三国で開催するよう命じた。


韓国は2008年3月と9月に北朝鮮と南アフリカ大会3次・最終予選の際に第三国の中国・上海で試合を行ったことがある。北朝鮮が「平壌(ピョンヤン)で太極旗を掲揚し愛国歌を流すことはできない」と主張したためだ。

韓国(FIFAランキング57位)は過去にワールドカップ予選で頻繁に対戦した中東のチームと2次予選で対戦する。クウェートとレバノンはブラジル大会に続き2回連続で予選で対戦する。クウェート(127位)はワールドカップ予選だけで7回(4勝1敗2分け)対戦した。1月のアジアカップ組別リーグ第2戦で韓国が1対0で辛勝している。レバノン(144位)は2011年に韓国に痛みを抱かせた。韓国は2011年11月にベイルートで開かれたブラジル大会3次予選で1対2で敗れ、この余波で当時の趙広来(チョ・グァンレ)代表チーム監督が更迭された。

9~10月に行われる中東2連戦が2次予選最大の山場だ。韓国は9月3日にラオスとホームで試合を行ない、5日後にレバノンとアウェーで試合を行う。10月8日にはクウェートでアウェーでの試合がある。KBSのハン・ジュンヒ解説委員は、「予選日程が詰まっているだけに長距離移動の負担がある海外派より実戦感覚が上がってきているKリーグ選手の活躍が必要だ」と話した。

韓国がワールドカップ2次予選を経て最終予選に進出すれば合計18試合を行わなければならない。3次・最終予選を行ったブラジル大会時の14試合より試合数が増える。2次予選各組1位8チームと2位のうち上位4チームの12チームが進出する最終予選もさらに厳しい。4.5枚の本戦行きチケットはそのままだが最終予選各組(A、B)で戦うチーム数は5チームから6チームに増えた。

ウリ・シュティーリケ韓国代表チーム監督(61)は組分け直後、「比較的良い組に入った。しかし決して簡単なチームはない」と話した。サッカー協会は予選最初の試合に先立ちAマッチデーの6月11日に親善試合を行う計画だ。

一方、日本はシリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアとE組に編成され、北朝鮮はウズベキスタン、バーレーン、フィリピン、イエメンとH組で戦うことになった。



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