彼の予感通り「成完鍾リスト」は与党を荒廃させる核爆弾となった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)とセヌリ党は喪家の雰囲気だ。新政治民主連合の立場は劇的に反転した。検察が京南企業に手をつけた先月20日には「“MB(李明博)マン”成完鍾に対する捜査が見せかけのレベルに終わってはいけない」とし「聖域なく調査するべきだ」と要求した。しかし昨日は「成完鍾を2度殺すことはできない」とし「リストの究明に全力をつくす」と述べた。
政界は彼の「背信感」が極端な選択を招いたと見ているようだ。しかし成氏と長く取引してきた金融界の見方は違う。根本原因を「お金」と見ている。最も多くの資金を回収した輸出入銀行側は「京南企業は経済や市場の論理より、常に政界-金融当局を前面に出し、良くない関係だった」と記憶していた。メーン銀行の新韓銀行側も「資本が蚕食されても資料提出要求は無視し、お金ばかり要求してきた汚ない取引先」とした。法定管理を控えて京南企業が手を後ろに組むと、それとなく追加貸出の圧力を加えていた金融当局は困惑し、取引銀行までが当惑する状況になったという。
【時視各角】お金と貪欲が招いた成完鍾の悲劇=韓国(2)
政界は彼の「背信感」が極端な選択を招いたと見ているようだ。しかし成氏と長く取引してきた金融界の見方は違う。根本原因を「お金」と見ている。最も多くの資金を回収した輸出入銀行側は「京南企業は経済や市場の論理より、常に政界-金融当局を前面に出し、良くない関係だった」と記憶していた。メーン銀行の新韓銀行側も「資本が蚕食されても資料提出要求は無視し、お金ばかり要求してきた汚ない取引先」とした。法定管理を控えて京南企業が手を後ろに組むと、それとなく追加貸出の圧力を加えていた金融当局は困惑し、取引銀行までが当惑する状況になったという。
【時視各角】お金と貪欲が招いた成完鍾の悲劇=韓国(2)
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