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韓国政府、日本の歴史挑発に遺憾表明…「是正を要求」

ⓒ 中央日報日本語版
韓国政府は9日、日本政府の相次ぐ歴史挑発に対して遺憾を表明し、是正を要求していくことを明らかにした。

魯光鎰(ノ・グァンイル)外交部報道官は同日午後、ソウル外交部庁舎で「2011年の中学校教科書検定の結果発表の際、類似の歪曲記述に対する韓国側の強力な是正要求にもかかわらず、今回の検定通過本に(同じ内容が)依然として掲載されていることは遺憾だ」と伝えた。

一方で魯報道官は「日本の教科書にある内容が含まれているからといって、それを外交部が自主的に判断すべき事柄ではない」とし「関連機関、特に歴史学者の学術的な分析を改めて聞き、それに基づいて具体的に問題提起していくべき事柄」とし、外交部レベルの教科書問題対応には慎重な反応を示した。


魯報道官は日本政府の「任那日本府説」の主張には、「任那日本府説に根拠がないことは、すでに日本の学界でも通説になっていることを知っている」とし「韓国政府は今後、関係機関の具体的な分析を待って日本側の問題を再度提起し、関連記述に対して是正を要求する予定」とし、政府の対応方針を明らかにした。

また、魯報道官は「歴史問題に対しては断固かつ厳重な態度を堅持しながらも、北朝鮮の核問題や北朝鮮問題など安保と関連した部分や経済・文化、人的交流など互いに互恵的な分野では協力を進めていく立場を政府は堅持してきている」と政府の立場を代弁した。



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