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米国院内代表「安倍首相、慰安婦に謝罪するよう願う」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で米国のナンシー・ペロシ下院民主党院内代表ら下院代表団に会って「日本軍の慰安婦被害者が90才近い高齢であることを考慮すると、この問題は早期解決されなければならない」として緊急性を説明したと青瓦台関係者が伝えた。

2007年にマイケル・ホンダ議員主導の慰安婦決議案が通過した当時、下院議長をつとめたペロシ院内代表らも女性人権レベルで問題解決の必要性について共感したという。

ペロシ院内代表は、ソウル都染洞(トリョムドン)の外交部庁舎を訪れて尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と面会した席で「すでに多くの慰安婦被害者が亡くなった。その子孫はいまだ苦痛を受けている」と話した。その後、記者たちに会って安倍晋三首相の米連邦上下院合同演説に関して「私たちは慰安婦問題について聞きたいことを明らかにしてきた。安倍首相が演説でそのようにするのかしないのかは私が言うことではないが、彼が声明(statement)を通じて日本人を慰安婦問題の負担から自由にすることを願う」と述べた。


ペロシ代表はまた「安倍首相がいかなる形式であっても(in some format)謝罪するように願う」として「それを必ずしも米議会の前でする必要はない。私の考えでは安倍首相が声明を出すのであれば自国でやるようだ」と話した。引き続き「私が下院議長として最初に処理した法案が慰安婦決議案であったということは光栄だ」と付け加えた。

朴大統領とペロシ院内代表の面談では、韓中日3国外交長官会議も話題にのぼった。ペロシ院内代表が「韓日中外相会議の成功的な開催をお祝いする」と挨拶すると朴大統領は謝意を示した後、北東アジアの平和と安定の重要性を説明した。

朴大統領は北核問題について「私たちにとっては最も大きな安保脅威であると同時に北東アジア地域と世界の平和を威嚇する深刻な不安定要因」としながら「ミャンマーの変化、米国とキューバ間の関係正常化協議、最近のイランの核交渉進展の中で北朝鮮だけが孤立の道を歩んでおり残念だ」と指摘した。引き続き朴大統領は「北核や北朝鮮人権問題などを解きほぐす解決策は結局、統一だと信じている」として「これまで米議会が私たちの平和統一の努力を支持したことについて感謝して今後も持続的な関心と支援をお願いする」と話した。この日の面談にはペロシ院内代表のほかにチャールズ・ランゲル、サンダー・レビン議員ら民主・共和両党議員10人が共にした。彼らは3日に出国して日本を訪問する予定だ。



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