イラスト1=韓国地図が描かれた賭博場で、中国の指導者は現金の束を、米国の指導者はミサイルを掛け金として出している。イラスト2=朝鮮が、日本とロシアが互いに引っ張る綱に縛られて悲鳴をあげる悲壮な境遇として描写している。
旧韓末(朝鮮時代末期から大韓帝国時代)以来、韓半島(朝鮮半島)をめぐる列強の角逐は、西欧の報道機関の漫評によく使われる素材だった。1894年の日清戦争当時フランスの新聞には韓国という魚を捕まえるために日本と中国が釣りをする絵が掲載された。1905年の日露戦争の時、朝鮮は日本とロシアが互いに引っ張る綱に縛られて悲鳴をあげる悲壮な境遇として描写されることもあった(イラスト2参照)。強大国の間に挟まれた韓国の境遇が海外メディアの漫評素材として再び登場した印象だ。
【コラム】自画自賛の韓国外交(2)
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