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建国以来最大の「韓国型戦闘機」企業としてKAI選定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
建国以来最大の武器導入事業である「韓国型戦闘機(KF-X)」開発と関連し、韓国航空宇宙産業(KAI)が「優先交渉企業」に選ばれた。KAIによると、防衛事業庁は30日、防衛事業推進委員会を開いてこのように決定した。KAIと競合していた大韓航空は脱落した。

KF-X事業は空軍の老朽戦闘機であるF-4とF-5を代替するプロジェクトだ。特に、2020年以降の未来戦闘に適する性能を備えた「韓国型戦闘機」を開発することが目標だ。今後約10年間で8兆6700億ウォン(約9354円)が投入される。量産戦闘機の生産まで含めると、合計18兆ウォンが投じられる超大型国策事業だ。

今日の企業選定で、KAIは5月までに開発日程の詳細を提示し、6月末に防衛事業庁と本契約を結ぶ予定だ。引き続き2025年11月に戦闘機開発を完了し、2032年までに戦力化を終える計画だ。


これまでKAIはT-50や韓国型機動ヘリ「スリオン」などを開発しながら約1300人の研究開発人材やソフトウエアなどを蓄積してきた。今回のKF-Xの開発による経済的波及効果は90兆ウォン以上になり、今後20年間で年間30万人以上の雇用創出が予想されている。

このように、今回のKF-X事業は戦闘機開発力を確保することはもちろん、航空産業を未来の新たな成長産業として育成していくことに寄与するものと期待される。KAIのハ・ソンヨン社長は「長年の念願だった次世代戦闘機開発事業をうまくリードしていきたい」とし「雇用創出にも最善の努力を尽くす」と述べた。



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