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韓国、衛星先進国に向けてロケット自主開発へ

ⓒ 中央日報日本語版
多目的実用衛星「アリラン3A号」が26日にロシアのヤースヌイ発射場からドニエプルロケットに載せられて成功裏に打ち上げられたことで、韓国は赤外線センサーを搭載した衛星を保有する世界4番目の国家となった。

だが、韓国はロケットがなくて外国の打ち上げに頼っているのが現状だ。予定より2年間延長された「アリラン5号」(2011年)の打ち上げに続き、アリラン3A号も昨年11~12月の間に打ち上げられる予定だったが、ロシアとウクライナの葛藤で4カ月遅れ、衛星維持費や人件費で損害を受けた。

アリラン3A号の成功的な打ち上げで韓国型ロケット(KSLV-2)技術開発も速度を増す見込みだ。KSLV-2は2021年3月までに合計1兆9572億ウォンを投じて開発される予定だ。未来創造科学部は「外国のロケットではなく、自ら製作したロケットに衛星を載せてこそ真の意味の衛星先進国になる」としながら「2020年までに1.5トン級の韓国実用衛星を宇宙に打ち上げるKSLV-2の開発にさらに努めたい」と明らかにした。


一方、韓国政府はアリラン6号、次世代小型衛星、静止軌道複合衛星2A号と2B号など合計4基の衛星を追加で開発中だ。次世代小型衛星は2016年、アリラン6号は2019年にそれぞれ打ち上げられる計画だ。



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