ソウル中央地検特捜2部は13日、ベトナム現地法人を通じて100億ウォン(約11億円)台の秘密資金を作った容疑(業務上横領)で、仁川松島ポスコ建設本社のベトナム事業部門事務室と関連役員の自宅など3カ所を家宅捜索した。検事・捜査官約40人が10時間ほど家宅捜索し、秘密資金づくりに関係がある内部監査資料、会計帳簿およびコンピューターハードディスクを確保した。
ポスコ建設ベトナム法人は2009年から現地高速道路工事などを下請けに回し、該当企業からリベートを受けて資金を作った疑い。ポスコ建設も昨年7月の自主監査で、パク元東南アジア事業団常務(56)など役職員が107億ウォンの秘密資金を作ったことを摘発した。しかし「ベトナム現地関係者へのロビー活動資金に使った」という供述だけでパク常務ら役員2人は職務解任、職員10人は懲戒処分するラインで終えた。検察に告発しなかった。
ポスコ建設ベトナム法人は2009年から現地高速道路工事などを下請けに回し、該当企業からリベートを受けて資金を作った疑い。ポスコ建設も昨年7月の自主監査で、パク元東南アジア事業団常務(56)など役職員が107億ウォンの秘密資金を作ったことを摘発した。しかし「ベトナム現地関係者へのロビー活動資金に使った」という供述だけでパク常務ら役員2人は職務解任、職員10人は懲戒処分するラインで終えた。検察に告発しなかった。
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