ロシアがこれまでウクライナと共に推進してきた衛星打ち上げ代行事業を中断することを決定し、韓露合作ロケットを利用して多目的用実用衛星を打ち上げようとしていた韓国の計画にも支障が出るのは不可避となった。
ロシアのメディアは2日、ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)の発表を引用し、ウクライナ宇宙当局と共に推進してきた合作ロケット「ドニエプル」の打ち上げ事業を中断することにしたと明らかにした。
ドニエプル事業はソ連時代の大陸間弾道ミサイル(ICBM)RS-20を民用ロケット「ドニエプル」に切り替えて海外の衛星を宇宙に打ち上げる事業で、ロシアとウクライナ、カザフスタンの合作事業体コスモトラスによって運用されている。
コスモトラスの次の事業は3月の韓国多目的実用衛星3A号(アリラン3A号)の打ち上げが予定されていた。しかし、今回の事業中断により、翌月ロシア南部のヤスニ発射場から多目的用実用衛星アリラン3A号をドニエプルに搭載して打ち上げようとしていた韓国の計画が暗礁に乗り上げるおそれが出てきた。
ロシアのメディアは2日、ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)の発表を引用し、ウクライナ宇宙当局と共に推進してきた合作ロケット「ドニエプル」の打ち上げ事業を中断することにしたと明らかにした。
ドニエプル事業はソ連時代の大陸間弾道ミサイル(ICBM)RS-20を民用ロケット「ドニエプル」に切り替えて海外の衛星を宇宙に打ち上げる事業で、ロシアとウクライナ、カザフスタンの合作事業体コスモトラスによって運用されている。
コスモトラスの次の事業は3月の韓国多目的実用衛星3A号(アリラン3A号)の打ち上げが予定されていた。しかし、今回の事業中断により、翌月ロシア南部のヤスニ発射場から多目的用実用衛星アリラン3A号をドニエプルに搭載して打ち上げようとしていた韓国の計画が暗礁に乗り上げるおそれが出てきた。
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