戦後ドイツは過去のナチスとはっきりと断絶し過去史を反省して被害者に謝罪し再発防止を誓う姿勢を見せてきた。決定的なことは45年前の1970年12月7日にポーランドを訪問したウィリー・ブラント西ドイツ首相がワルシャワのゲットー蜂起記念碑の前にひざまずいた事件だ。この歴史的な事件はユダヤ人だけでなく第2次世界大戦中に甚大な被害を受けた東欧の人たちに戦後ドイツがナチスと確実に違うことを刻みつけた。過去との断絶は過去に対する反省と謝罪から出るもので忘却から出るものではないのだ。おかげでブラントが推進した東欧圏との和解政策である「東方外交」に弾みが付いた。
2013年8月20日、ダッハウ強制収容所跡地に行き頭を下げたアンゲラ・メルケル首相は26日、「ナチスの蛮行はドイツ人の永遠の責任」と力説した。ドイツの過去史反省と謝罪は終わりがないように見える。さらにドイツにはナチスがホロコーストを犯したという歴史的な事実を否定すれば処罰を受ける法律もある。将来ドイツが国連安全保障理事会常任理事国になったならば、このように歴史の前に限りなく謙虚な姿勢が一役買ったと見なければならないだろう。
【コラム】尊敬を受ける国には大きな政治家がいる=韓国(2)
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