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IS人質殺害脅迫に安倍首相「卑劣な行為、強い憤り覚える」

ⓒ 中央日報日本語版
安倍晋三首相は28日、急進スンニ派武装勢力「イスラム国(IS)」による日本人・後藤健二さん(47)の殺害脅迫に関連し、「極めて卑劣な行為」と述べて激怒した。

毎日新聞によると、ISの新たな映像の公開に関連し、同日、首相官邸で関係閣僚会議が開催された。会議を終えた安倍首相は記者団に対し、ISの行動が「極めて卑劣な行為」として「強い憤りを覚える」と伝えた。

安倍首相は閣僚会議で日本人人質の早期解放に向けて全力で取り組むよう指示した。首相は会議で「後藤さんの早期解放に向けて、ヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはない」とし「国内外の日本人の安全に万全を期すように」と要請したことを同紙は伝えた。


一方、ISは前日である27日、拘禁中の後藤さんとみられる人物が、昨年ISが拉致したヨルダン空軍中尉とみられる画像を手にしている姿と音声つきの新たな映像を公開した。

音声メッセージには「私には24時間しか残されていない。パイロットに残された時間はそれよりも短い。これ以上の遅延戦術は、私たち2人を殺すことになる」としながら「私の自由への障害は、サジダ(・リシャウィ死刑囚)の引き渡しを遅らせているヨルダン政府だとも言われた。ヨルダンに全ての政治的圧力をかけるよう、日本政府に伝えてくれ」という内容が含まれていた。



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