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<アジアカップ>韓国、イラクに2-0勝利…27年ぶり決勝進出(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李庭協(イ・ジョンヒョプ、24、尚州)が豪州アジアカップで最も輝くスターとなっている。27年前に韓国をアジアカップ決勝に導き、これを機に最高のストライカーに成長した黄善洪(ファン・ソンホン、47、現浦項監督)を見ているようだ。

55年ぶりのアジアカップ優勝を狙う韓国は26日、豪シドニーで行われた2015アジアカップ準決勝で、イラクを2-0で退けた。Aマッチ6試合連続で無失点勝利した韓国は、1998年以来27年ぶりに決勝に進出した。韓国は31日午後6時(日本時間)、同じ場所で豪州-アラブ首長国連邦(UAE)の勝者と決勝戦を行う。歴代アジアカップで無失点全勝優勝は1976年のイラン(4勝)が唯一。

ニューフェースのFW李庭協がまた光った。17日の豪州とのグループリーグ第3戦で決勝ゴールを決めたのに続き、イラク戦でも満点の活躍を見せた。前半20分、金珍洙(キム・ジンス、23、ホッフェンハイム)が上げたFKをジャンプしながら正確に頭で合わせた。李庭協は得点後、両手を広げて喜び、テレビカメラの前でほえた。後半5分には金英権(キム・ヨングォン、25、広州恒大)が追加点を入れた。ペナルティーボックスの上で浮いたボールを李庭協が胸で落とし、これを金英権が左足ハーフボレーシュートでゴールを決めた。1ゴール1アシストの李庭協のワンマンショーに約1万人のシドニー海外同胞は歓呼した。


シュティーリケ監督は17日の豪州とのグループリーグ第3戦以降3試合連続で李庭協を先発で起用した。昨年12月の代表チーム抜てき当時はバックアップ要員に分類していたが、期待以上の活躍のため助演ではなく主演を任せた。イラク戦で李庭協は、「積極的に動いてボールをできるだけ所有しろ」というシュティーリケ監督の指示を忠実に遂行した。敵陣で幅広く動き、激しく競り合った。

李庭協は27年前に韓国をアジアカップ決勝に導いた黄善洪を連想させる。黄善洪は建国大2年だった1988年、カタールアジアカップの韓国代表に抜てきされた。Aマッチ経歴もなくエリートコースを歩んだわけでもない黄善洪が代表選手に選ばれたのは異例だった。日本とのグループリーグ試合(2-0勝利)で決めたAマッチデビューゴールを含め、同大会で2得点した黄善洪は、韓国の準優勝に貢献し、車範根(チャ・ボムグン)、崔淳鎬(チェ・スンホ)を継ぐゴールゲッターとして注目された。この大会から2002年韓日ワールドカップ(W杯)まで黄善洪はAマッチ103試合で50得点し、韓国サッカーに大きな足跡を残した。



<アジアカップ>韓国、イラクに2-0勝利…27年ぶり決勝進出(2)

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