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<野球>日本人選手の手本になった呉昇桓と李大浩

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

阪神の呉昇桓(オ・スンファン、左)とソフトバンクの李大浩(イ・デホ、右)(写真=中央フォト)

日本の球界を制覇した同い年の阪神の呉昇桓(オ・スンファン、33)とソフトバンクの李大浩(イ・デホ、33)がチームメートの手本としても脚光を浴びている。

昨年日本での初シーズンを過ごした呉昇桓は2勝4敗39セーブ平均自責点1.76を記録しデビュー初年からセーブ王になった。“石仏”の活躍に日本の選手も驚くほどだった。シーズンが終わると呉昇桓を手本とするチームメートは彼と一緒にグアムで自主トレを行った。金田和之、岩本輝は呉昇桓の自主トレに合流し、「技量を高められる機会」と歓迎した。「呉昇桓の“石直球”からヒントを得る」として呉昇桓に追いつこうと熱を上げる金田はトレーニングを終えた後、「(呉昇桓の生活が)すべての面で野球にぴったりだった」と感想を述べたりもした。

トレーニングだけではない。呉昇桓の投球フォームまで習おうとしている。呉昇桓を手本とする岩本は投球フォームの変更に乗り出した。岩本は「呉昇桓から体重移動の方法を習った」と明らかにした。最も気を遣うのは「右足」だ。呉昇桓はボールを投げる間に他の選手に比べ右足が支える時間が長く安定的だ。最大限軸となる右足を最後まで堪え下半身の重心移動がうまい。ボールを最大限打者側に引っ張ることで直球の威力ももっと大きくなる。最後には右足を力強く蹴り上げる。


岩本は「まだ完全に自分のものにできていないが、周辺からは『ボールが良い』という称賛が何度も聞かれた。呉昇桓が自主トレを一緒にしてくれただけに良い結果を出せればと思う。そうすれば呉昇桓も喜ぶだろう」と期待した。

今年で日本デビュー4年目を迎える李大浩もチームメートの打者の手本だ。昨年打率0.301を記録したソフトバンクの松田宣浩はこの冬、「李大浩式打法」への改造を宣言した。今シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁を目標にしている彼が選んだ方法は「李大浩式打法」だ。東京スポーツは、松田が「チームメートの李大浩を参考にした打撃フォームに変更して、新シーズンへの準備を着々と進めている」と伝えた。

松田は「李大浩のフォームを参考にしてバットの上げ位置を変えた」と説明した。これまで肩に付けるように固定していたバットのグリップ位置を耳上くらいの高さまで上げた。バランスを崩しやすかったこれまでの打撃フォームの短所をカバーできることになった。松田は「追い込まれた時も対応がしやすくなる」と話す。

優れた成績とともに日本人選手たちまで称賛する学びの対象となっている同い年の韓国人選手の位置付けを改めて見せている。



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