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<アジアカップ>優勝候補の日本、致命的な弱点3つ

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
日本はアジアカップで強力な優勝候補だ。しかし弱点はある。

2015豪州アジアカップで日本は勢いを見せている。D組グループリーグ3戦で7得点し、失点はない。20日にはヨルダンを2-0で降し、攻守で最も完ぺきな姿を見せた。勝ち点9となった日本はD組1位で8強入りした。ディフェンディングチャンピオンにふさわしい成績だ。しかし中身をのぞいてみると、致命的な弱点3つを抱えている。

◇老衰化した中盤


日本は2006年ドイツワールドカップ(W杯)から9年近く中盤ラインに変化がない。遠藤保仁(35、カンバ大阪)と長谷部誠(31、フランクフルト)は9年間にわたり一緒にプレーしている。2人は2010年W杯16強と2011年アジアカップ優勝に貢献した。アジアトップの原動力だ。

今回のアジアカップを見ると、MF陣にスキが見える。遠藤は35歳になり、老衰化が目立つ。3試合すべて先発出場したが、フル出場した試合はない。日本は遠藤が抜けると、ビルドアップに弱点を見せた。遠藤が抜けた後、日本は1得点もしていない。

長谷部は昨季、所属チームで試合に出場できず、チームを移った。2014-2015シーズンはフランクフルトで定位置をつかんだ姿だが、まだ全盛期のコンディションは回復していない。ブラジルW杯で長谷部は1試合あたり平均1.7回の得点チャンスを作るパスをしたが、今大会ではゼロだ。

◇時限爆弾の監督

チームを率いるハビエル・アギーレ監督(57)は外圧に揺れている。スペインブレミアリーガのサラゴサ監督時代、八百長に加わった容疑を受けている。実際、告訴状が提出され、スペインメディアは来月アギーレ監督が召喚されるとみている。アギーレ監督は「この件についてはこれ以上質問するな。39年間仕事をしてサッカーにマイナスとなることはしたことがない」と潔白を主張した。

しかし日本は揺れている。さらに日本メディアはアギーレ監督に「時限付き宣告」をした。スポーツニッポンは「アジアカップの結果に関係なく日本サッカー協会(JFA)がアギーレ監督を更迭するだろう」と報じた。また、JFAがすでに次期監督を探しているとも伝えた。

◇最悪の日程

日程も厳しい。今大会に出場した日本代表の平均年齢は26.7歳と、パレスチナ(27歳)に次いで2番目に高い。しかし最も厳しい日程を消化している。ニューカッスルでパレスチナと初戦を行った日本は、第2戦を約625キロ離れたブリスベンで行った。第3戦は約1376キロ南のメルボルンに行った。第1戦と第2戦を続けてキャンベラで行った韓国とは対照的だ。

さらに決勝トーナメントで地獄の日程が待っている。D組のチームは相手チームより休養日が短い。シドニーで準々決勝を行った後、3日間だけ休んでニューカッスルに移動し、準決勝を行う。ここで勝ればまた3日間だけ休み、シドニーに戻って決勝戦を行うことになる。



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