イスラム国がゲーム「グランド・セフト・オート」をパロディした広報映像。映像にはイスラム国構成員とみられる男が警察官を殺害する様子と、「ゲームをするように実際にやってみろ」という文面が入れられた。(写真=ユーチューブ動画キャプチャー)
専門家らは現実の生活に不満が多い一部青少年がイスラム国に抱き込まれる可能性が大きいと指摘する。イスラム国は拉致された人たちを斬首するなど蛮行を日常的に行う過激団体だが、SNSでは自分たちの共同体を「地上の楽園」と描いている。家と電気料金、食料品などが無料だと宣伝する。ある中東地域専門家は、「イスラム国から脱出した人々はそうしたことは事実ではないと証言する」と話した。若い世代を狙いゲームなどを活用した広報動画を制作し配布するのもイスラム国の特徴のひとつだ。韓国の国民がイスラム国に参加した場合に処罰する法条項も適切なものがない。湖西(ホソ)大学ベンチャー大学院のパク・デウ教授は、「サイバー安保法制定などを通じサイトへのアクセスを遮断することを考慮しなければならない」と主張した。これと関連し放送通信審議委員会は22日に通信審議小委員会を開きイスラム国と関連した書き込みを遮断する内容の案件を緊急上程する計画だ。
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