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10万ウォン切る…サムスンが「タイゼン」搭載の携帯電話をインドで発売(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
数回発売が延期されたサムスン電子初の基本ソフト(OS)「タイゼン」を搭載したスマートフォンがいよいよ姿を表わした。

サムスン電子は14日、インドのニューデリーで行事を行い、タイゼンを搭載したサムスン「Z1」を正式に発売したと明らかにした。タイゼンはグーグルの「アンドロイド」に対する依存度を引き下げるためにサムスン電子がインテル、ソニー、シャープなどと共同で開発したOSだ。

Z1の価格は5700ルピー(約9万9000ウォン)で10万ウォンに満たない。インドで旋風的な人気を集めたシャオミの「紅米1S」の約10万ウォンより安い。だが、4.0インチディスプレー、1.2GHzデュアルコアプロセッサ、1500mAhバッテリーなどのハードウェアに、超節電モード、SOSお知らせ機能、アンチウイルスソフトを提供するなど、大概の機能はすべて備えている。ホワイト、ブラック、ワインレッドの3色で発売され、インドに特化した多様なコンテンツも用意した。Z1は早ければ来月にも韓国や中国などに発売国を広げていく予定だ。


Z1の発売は独立的な第3のOSを使ったという点でグーグルやアップルを、超格安スマートフォンという側面ではシャオミやファーウェイなどを一気に牽制するという意味を持つ。市場調査機関のストラテジーアナリティックス(SA)によると、スマートフォン市場で中低価格製品の割合は2011年の20.4%から年平均10ポイントずつ上昇し今年は52~55%に達すると予想される。中低価格製品を武器にした中国・インドのメーカーは昨年から新興国市場で急速にシェアを伸ばし、サムスン電子のシェアを引き下げている。これに対しサムスンは今年中低価格製品のラインナップを拡充し新興市場を狙うという戦略を立てた。最初の打者として出たのがZ1だ。サムスンはこのほかロシアでは30万ウォン台の「ギャラクシーE5」を発売する予定で、15万ウォン水準の「ギャラクシーJI」も準備中だ。



10万ウォン切る…サムスンが「タイゼン」搭載の携帯電話をインドで発売(2)

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