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<CES2015>異色IT製品が数多く登場…サムスン、東芝など(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
毎年、米ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」は、伝統的にテレビ、洗濯機、冷蔵庫のような消費者家電の祭りだった。しかし今年のCESではスマートカー、モノのインターネットのほか、スマートフォン、ドローン、3Dプリンタ、ウェアラブル機器など多様な情報技術(IT)製品が数多く登場し、それぞれの先端技術を誇った。産業間の融合が活発になり、今では家電の範囲が他の分野まで外縁を広めているということだ。

今回のCESではアイデアや技術が目を引く異色のIT製品が“助演”の役割をしている。

東芝は家電分野では大きな関心を引くことができなかったが、人の姿をした「ヒューマノイド」には大勢の観覧客が集まった。このヒューマノイドは自分を眺める観覧客に向かって「私の名前は地平(ちひら)アイこ。地平は日本語で地球と平和を意味し、アイこはアイデアとコミュニケーションの合成語です」と英語で自己紹介する。手足を動かしながら簡単なあいさつをするほか、観覧客と視線を合わせ、まばたきをし、笑みを見せるなど感情表現もする。また東芝はスマートミラーを通じて、服を試着せず自分に似合うかどうかを確認できる「バーチャル試着」サービスも公開した。


サムスン電機は携帯電話をテーブルの上に置けば自動で充電される無線充電システムを紹介した。テーブルに内蔵されているディスプレーで注文・決済のほか、コンテンツも楽しめ、コーヒーショップ・自動車などに活用できるとみられる。

ウェアラブル機器はさらに進化した。米Sensoriaのスマートソックスは足の裏部分にセンサーがあり、着用者が走る時に地面をきちんと踏んでいるか、けがの危険はないかを知らせる。韓国のスリーエルラボズも健康状態をチェックし、歩き方を矯正するスマートソール「フットロッガー(FootLogger)」を出品した。

フランスのEmiotaは着用者の腰のサイズに合わせて自動調節するスマートベルトを展示した。食事の前後、起立・着席など腰のサイズが変わるたびにベルトが自動的に調節される。ドイツのシーメンスは騒がしい飲食店やパーティー、風が強い屋外など周辺環境に合わせて音を調節する補聴器を出した。

このほか冷たいビールと音楽を同時に楽しめるようオーディオと冷蔵庫を結びつけた「KUBE」、指の動きで周辺のスマート機器を操作できる「ログバーリング」、姿勢の矯正のほか筋肉弛緩およびストレス緩和などの効果があるスマート椅子「タオチェア」なども観覧客の視線を引いた。



<CES2015>異色IT製品が数多く登場…サムスン、東芝など(2)

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