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「業」の本質変わってこそ生き残れる…悲壮な韓国財界

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「会社創立以来で最大の危機、『業』の本質を変えてこそ生き残ることができる…」。乙未年最初の出勤日にあふれた財界総帥と最高経営責任者(CEO)の一声はいつになく悲壮だった。

最も多く依存する中国の成長停滞の兆し、ますます安くなる日本製品の価格など、業種に関係なく今年押し寄せる暗雲はどの年より濃いものになるだろうという危機感のためだ。

現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は2日、ソウル・良才洞(ヤンジェドン)本社での仕事初め式で以前にはなかった15分の即興演説で砲門を開いた。鄭会長は「2018年までに販売900万台時代を開く」と宣言した。それとともに「高燃費、ハイブリッドのような差別化した車両を開発し、トヨタやゼネラルモーターズ(GM)のような企業をリードしよう」と注文した。鄭会長はまた、「ソウル・三成洞(サムソンドン)の韓国電力敷地に作ることにした統合新社屋を踏み台としてブランド価値を世界的水準に引き上げよう。三成洞の新社屋は105階規模になるだろう」と具体的な階数も公開した。


LGグループの具本茂(ク・ボンム)会長は、「市場先導が生きる道」と強調した。特に「為替相場と原油価格の不安定な動きは輸出比率が高いわれわれには相当な挑戦だ。数年以内に大きな困難が来る可能性がある」と懸念を示した。

ポスコの権五俊(クォン・オジュン)会長は、「創業以来最も暗いトンネルを通過している。厳しい時に勝つのが本物の実力だ」と述べた。

全国経済人連合会会長でもあるGSグループの許昌秀(ホ・チャンス)会長は、「一利を興すは一害を除くに若かず」という故事を引用した。「不必要なことは果敢に減らそう」と変化を注文したのだ。

李健熙(イ・ゴンヒ)会長が闘病中のサムスンはグループ次元の新年辞はなかった。代わりにサムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長はこの日の仕事初め式で「ニューチャレンジ」を叫んだ。続く役員社員のスローガンは「リスタート」だった。韓国代表企業のサムスン電子すら「挑戦と新たな出発」を最優先の宿題としたのだ。

SKグループもやはり収監中である崔泰源(チェ・テウォン)会長に代わり金昌根(キム・チャングン)SUPEX追求協議会議長が出た。主力事業であるエネルギーと化学は生存を心配する時期だと話す金議長は「業の本質を変えよう」という高強度の注文を出した。

転換期を迎えたグループも非常な覚悟を固めた。2年余りで経営に復帰したハンファの金升淵(キム・スンヨン)会長は、「昨年末に防衛産業・化学企業を新たな家族として迎え変革の足取りが速まった。グループの命運を賭けた挑戦が始まった」と奮発を促した。5年間のワークアウト(企業財務構造改善)を経て独自経営を目前に控えた錦湖(クムホ)アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長は「自強不息」という新年辞で覚悟を固めた。強い企業を作るのを中断すれば終わりというメッセージだった。

拘束執行停止でソウル大学病院に入院中の李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長は1日、「私の心配はせず、われわれの目標である『グレートCJ』、2020年の売り上げ100兆ウォン、営業利益10兆ウォン達成のため中断することなく精進してほしい」と頼んだ。李会長は1日に見舞いに訪れた孫京植(ソン・ギョンシク)CJ会長にこのように話した。李会長はまた「CJの役員社員ととても会いたい。みなさんが送る応援と祈願、心をエネルギーに必ず健康を回復したい」と話した。



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