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韓国、南北当局者会談の1月開催を提案

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国政府が来年1月中に南北(韓国・北朝鮮)の関心事を議論するため当局間会談を開催しようと29日、北側に公式提案した。

柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官はこの日午前の記者会見で、「分断70年となる新年に、分断時代を克服して統一時代に進むため、統一準備委員会が来年1月中に対話をしようと北側に提案した」とし「通知文を送ったが、北側が積極的に呼応することを期待する」と述べた。

大統領直属の統一準備委員会の委員長は朴槿恵(パク・クネ)大統領であり、柳長官は政府側の副委員長。鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)仁川大客員教授(元駐中大使)は民間副委員長を務めている。


朴大統領は「2014年核心国政課題点検会議」で、「新年は韓半島(朝鮮半島)平和統一のためにより積極的に努力していく」とし「南北関係は依然として緊張が解消されず、北東アジア情勢も順調でないのが事実だが、我々が原則を堅持しながら急変する外部環境にうまく対応していけば難題も解決できるはずだ」と強調した。

南北対話を提案した通知文は金養建(キム・ヤンゴン)北朝鮮労働党統一戦線部長あてに発送され、北側がこれを受領したと、政府は明らかにした。会談場所については、ソウル、平壌、または南北が合意した場所で会うことができるとし、北側に一任したことを示唆した。

柳長官は特に5・24措置の解除や金剛山(クムガンサン)観光の再開など北側の関心事項について、「南北間でお互い関心がある懸案はすべて議論できるというのが我々の立場」とし、▼南北サッカー大会▼非武装地帯(DMZ)世界生態平和公園造成推進▼国際機関と南北のDMZ生態系共同調査推進などの事業を列挙した。また「旧正月(2月19日)前に離散家族の再会が実現することを望む」とも話した。



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