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<韓水原資料流出>数千件の「メール爆弾」浴びた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

自称「原発反対グループ」が「原発を停止しなければ破壊を実行する」と予告した日の25日、攻撃事態はなかった。政府と韓国水力原子力はサイバー攻撃などに備えて非常待機体制を27日まで稼働する計画だ。この日午前、慶尚北道慶州月城原発の正門で、警備員が出入り車両の内部と外部を調べている。(写真=月城原発)

韓国水力原子力(韓水原)内部資料流出はハッカーが退職職員のアカウントを盗用して現職職員に送った「メール爆弾」で始まったと推定される。過去の同僚のメールと思って開いた職員のパソコンが悪性コードに感染し、「原発安全解析コード(SPACE)」のような機密資料が流出したということだ。

ソウル中央地検個人情報犯罪政府合同捜査団は25日、「ハッカーが12月9日、中国瀋陽所在のIPアドレス約20個から接続し、数百人の韓水原職員に数千件のメールを発送したことを確認した」と明らかにした。合同捜査団は「メールには悪性コード300種類余りを隠しておいたハングルファイルを添付し、件名を特定図面や制御プログラムなどと業務のように見せかけた」と伝えた。

合同捜査団は、メール爆弾を送ったハッカーが15日からツイッターなどに韓水原流出資料と脅迫文を掲示してきた自称「原発反対グループ」と同一犯人とみている。「原発反対グループ会長ミ・ヘク」が23日、ツイッターで5つ目の脅迫文を掲示し、「12月9日を歴史に残る日にする」として韓水原をハッキングした日を明らかにしたからだ。メールを送ったハッカーと原発反対グループともに瀋陽でインターネットに接続したという点からも、同一組織・グループや同一人と見ることができると、合同捜査団は話した。


合同捜査団によると、ハッカーは韓水原を退職した数十人の役職員のポータルサイト「ダウム」のメールアカウントを盗用し、数百人の現職役職員に無差別メール攻撃をしたという。フィッシングメールと疑われないよう9つ単位でメールの件名を変え、別の悪性ファイルを添付した。合同捜査団は脅迫内容のように制御プログラムを遠隔操縦して原発を停止させることができる悪性コードも含まれているかどうか、コード分析作業を進行中だ。

一方、この日、原発反対グループが公言したクリスマス原発攻撃はなかった。当初、原発反対グループは「25日までに3基の原発(古里1・3号機、月城2号機)を停止しなければ破壊を実行する」と脅迫した。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)は金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長の主宰でサイバー安保危機評価会議を開いた後、「原発の稼働中断でも危険な状況がもたらされる可能性はないと評価された」と述べた。



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