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「韓国原発ハッキング、北朝鮮の犯行か捜査中」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官(真ん中)が24日、国会法制司法委員会に出席し、最近の韓国水力原子力文書流出事件について「北の犯行である可能性があるとみて捜査中」と述べた。セヌリ党議員の質問に答えながらだ。黄長官が法制司法委員会の関係者(左)と対話している。右は安兌根(アン・テグン)法務部企画調整室長。

韓国水力原子力(韓水原)をハッキングし、原発の資料などを流出した自称「原発反対グループ」が、中国瀋陽市で200回ほどインターネットに接続したことが明らかになり、北朝鮮の犯行である可能性が高まっている。

中国東北3省内にある瀋陽市では、北朝鮮偵察総局の多数のハッカーが活動していると知られている。北朝鮮は数年前から瀋陽を拠点にサイバー要員を派遣し、対南サイバー攻撃をしてきたと、公安当局は把握している。これに関し、黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官も24日、国会法制司法委員会全体会議に出席し、「北の犯行である可能性があるとみて捜査している」と述べた。セヌリ党の金度邑(キム・ドウプ)議員が「(北の犯行の)可能性を排除していないのか。それとも北である可能性が濃厚なのか」と尋ねると、このように答えた。

ソウル中央地検個人情報犯罪政府合同捜査団は24日、「原発反対グループがネイバーに最初にコメントを載せた15日のIPアドレスを逆追跡した結果、中国瀋陽のインターネット仮想プライベートネットワーク(VPN)業者が割り当てたIPアドレス20-30件が200回以上接続したことを確認した」と明らかにした。続いて「犯人が中国VPN業者-国内VPN業者3カ所を経て国内のサイトにコメントを載せた」と説明した。VPNは一定の使用料を支払った加入者に専用線のようにインターネットを使用できるよう特定のIPアドレスを割り当てるサービス。


原発反対グループはネイバー・ネイトとツイッターのIDを利用して15日に警告性コメントを載せた後、17日から24件の原発設計図面など資料を公開した。機密技術「安全解析コード(SPACE)」も含まれた。同グループは「クリスマス(25日)までに古里原発1、3号機と月城1号機の稼働を中断しなければ資料10万枚を公開し、2次破壊に入る」と脅迫した。

検察は中国VPN業者の加入者情報を確認するため、中国公安に司法協力を要請した。検察の関係者は「犯人が2年前からVPNに加入するなど長期間にわたり緻密に準備してきたとみられる」と述べた。

原発反対グループが掲示文で北朝鮮の表現を使った点も北朝鮮が関与した可能性を高めている。



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