詐欺容疑で訴えられていた俳優のペ・ヨンジュンに無嫌疑処分が言い渡された。

１１日、ソウル北部地検は紅参製品販売契約に関連した詐欺容疑で告訴されていた俳優ペ・ヨンジュン（４２）に対し、不起訴処分を下したことを明らかにした。

健康補助食品メーカーのＡ社は、過去にペ・ヨンジュンが大株主だった飲食業運営会社Ｇ社と２００９年に日本での紅参製品販売権の契約を締結した。しかし、Ａ社はペ・ヨンジュン側の欺瞞行為によって２２億ウォン（約２億３６００万円）余りの損害を受けたと主張し、今年９月１９日にペ・ヨンジュンを告訴していた。


当時Ａ社は、販売権の契約によりＧ社に市場調査などの名目で２２億ウォン余りを支給したが、このお金が本来の目的通りに使われなかったと主張した。

これに対し検察関係者は「ペ・ヨンジュンが当時の契約の当事者ではなく、告訴人も当時契約に参加した人ではないため詐欺容疑が成立しなかった」と明らかにした。