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日本で活動中の韓国スポーツ選手たち「円安にため息」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李大浩(左)と呉昇桓(写真提供=韓国経済新聞社)

安宣柱(アン・ソンジュ、27)、李大浩(イ・デホ、32、ソフトバンク)、呉昇桓(オ・スンファン、32、阪神)ら日本に進出した韓国スポーツスターが今年最高の成績を収めながらも泣き顔だ。アベノミクスにともなう円安で実質的な収入が減ったためだ。

半面、米国で活躍中の柳賢振(リュ・ヒョンジン、27、LAドジャース)と秋信守(チュ・シンス、32、テキサス・レンジャーズ)はドル高の恩恵をしっかりと享受できそうだ。

◆安宣柱、賞金価値30%減


安宣柱は今年3年ぶりに日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアー賞金女王を奪還し、平均ストローク部門で1位に入り2冠王を占めた。安宣柱が今年獲得した賞金は1億5307万円で、2011年の1億2792万円を超える歴代最高額だ。

だが、ウォンに換算する場合、安宣柱の実質的な賞金は2011年より大きく目減りする。

現在の100円=940ウォン台の為替レートを適用すると、今年安宣柱の収入は約14億2000万ウォンで3年前より30%以上少ない。安宣柱は2011年100円=1500ウォン台を行き来した為替レートのおかげで約18億5000万ウォンの賞金収入を得た。滞留費用などを考慮すれば、米国で活動した申智愛(シン・ジエ)や崔羅蓮(チェ・ナヨン)よりも「稼いでいる」と評価された。だが、今のような円安現象が続くなら、安宣柱が以前ほどの所得を上げることは難しい展望だ。

李大浩は最高の成績を収めていても、事実上の年俸下落に甘んじなければならない状況だ。ソフトバンクホークスの4番打者として活躍し、チームを日本シリーズ優勝に導いた李大浩の年俸は4億円。今年初めの時点で42余億ウォンに達したが、今のような円安が続く場合、来年の年俸は36億ウォン程度に大きく落ちる展望だ。差額6億ウォンは李大浩が全盛期だった2011年韓国プロ野球ロッテジャイアンツ時代に受け取っていた年俸に相当する。為替差損のために韓国で受けた年俸と同じくらいの損をすることになる。

2年間で7億円を受け取る呉昇桓の為替差損も侮れない。今年初め、73億5000万ウォンに達した呉昇桓の収入は、最近の為替レートを適用する場合、65億ウォン水準まで少なくなる。2011年日本、千葉ロッテと3年間総額7億円で契約した金泰均(キム・テギュン)が円高現象のおかげで100億ウォンを越える収入を手にしたのとは対照的だ。

半面、柳賢振と秋信守はドル高のおかげで5~10%ほど年俸引上げ効果を享受するものとみられる。柳賢振は来年400万ドル(約44億6000万ウォン)、秋信守(チュ・シンス)は1857万ドル(約207億1000万ウォン)の年俸を受ける。



日本で活動中の韓国スポーツ選手たち「円安にため息」(2)

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