トヨタ、タカタ製エアバッグ装着車両１８万台をリコール

2014.12.04 16:51

日本自動車メーカーのトヨタが４日、日本と中国で販売された自動車部品メーカー「タカタ」のエアバッグが装着された車両１８万５０９３台のリコールを行うと発表した。

これは、タカタが製造した助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）が車両解体作業中で破損する事例が確認されたことを受けたものだ。トヨタは、エアバッグのインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷したりするおそれがあるということで、予防的措置として当該インフレータを交換することを明らかにした。

リコール対象車両にはカローラ、アルファード、ノア、ヴォクシーなどが含まれた。

一方、トヨタはエアバッグ欠陥の根本原因についてはまだ判明していないと伝えた。