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年末商戦を前に非常事態の韓国企業…デパート名品館で9割引も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先月27日、京畿道龍仁(ヨンイン)にあるホールセール型ディスカウント店のイーマート・トレイダースのグソン店。「ブラックフライデー」と「トレイダース」を合わせて「ブラック・トレイダース」と書いた垂れ幕をさげた売り場は、客でいっぱいになった。カナダグース・ムースナックルのような高級パッディング商品やSK-II化粧品のような人気の海外製品10億ウォン分を並行輸入して最大半額まで割引販売したためだ。米国の最大セールイベントであるブラックフライデーを翌日に控えてイーマートが行った勝負のかけだ。

米国で行われるブラックフライデーが韓国市場を揺るがしている。海外直接購買の主な販路であるオンラインモールはもちろんデパート名品館や大型マート、一流ホテルまで割引競争に参入した。昨年にはミーシャ・トニーモリー・ABCマートのような化粧品・シューズ売り場やオンラインモールだけで米国ブラックフライデーに合わせて割引セールを行った。ところがわずか1年で、がらっと変わったのだ。イーマート・トレイダースのノ・チェアグ常務は「ブラックフライデーの海外直接購買の需要をとらえるために1年前から最新トレンドを収集して世界各地の輸入ルートを確保した」と話した。

昨年オンラインを中心にブラックフライデーが話題を集めると、国内の流通業者はこれを大規模な割引セールイベントを指す広報手段として活用した。真夏にも「ブラックフライデー」を前面に出すほどだった。


ところが今回は単純な広報ではなく、本格的に米国のセールイベントと争う様相だ。ロッテマートは昨年12月に行った「テンスウィーク」のセールイベントを米国ブラックフライデーに合わせて2週間操り上げた。

デパートの変化は、さらに目につく。昨年とは違い、すべての企業が参加するのはもちろん割引幅も類例のない大きさだ。ガレリア名品館は「ブラックデセンバー」セールとして120余りのブランドを最大9割引にした。別途のイベント会場ではなく一般の売り場だ。デパートカードで購入する顧客には、無利子12カ月サービスと商品券の贈呈まで行う。現代(ヒョンデ)デパートも「ブラックウィークエンド」セールとして最大8割引で販売した。新世界デパートはオンラインショッピングモールのSSGドットコムを通じて「ブラックセブンデイズ」行事を行ってデパート商品を最大7.5割引き下げた。ロッテ百貨店は今年「サイバーマンデー」(ブラックフライデーの週末を逃した人たちがオンラインでショッピングする月曜日)まで導入した。5日までオンラインを通じて最大8割引で販売する。あるデパート関係者は「景気低迷が続く中で、そうでなくても内需が減ったがブラックフライデーセールの時に内需を奪われれば年末特需まで逃しかねないという危機感が大きかった」と話した。

海外直接購買族が多く購入する品目の乳幼児衣類・用品業界も緊張した。乳幼児業界1位のゼロ・トゥ・セブンがブラックフライデーに合わせて「半額割引」と積立金の50%積み立てイベントを行った。一流ホテルのリッツカールトンも先月28・29日限定で12月のすべての客室予約を50%割引価格で受け付けて話題を集めた。



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