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チョン・ユンフェ氏「私が背後というのは安っぽい陰謀説…国が心配」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
チョン・ユンフェ氏は私的な席で「1997年から10年間、政治家・朴槿恵(パク・クネ)の秘書室長を務めた」と話したことがある。そしてハンナラ党の党内選挙が行われていた2007年、自分がチェ・テミン牧師の娘婿ということが問題になると、秘書室長職から退いたと語った。チェ牧師は70年代、朴槿恵氏と親しくなり、これは反対勢力が朴槿恵候補を攻撃する材料となった。

朴大統領の人事失策が続くと、今年に入って「青瓦台外の秘線」疑惑が提起され、チョン氏に焦点が合わされた。青瓦台の最側近秘書官3人(李在万、チョン・ホソン、アン・ボングン)はともにチョン室長と一緒に仕事をした。チョン・ユンフェ氏-側近3人のつながりに対する疑惑に加え、朴大統領の弟・朴志晩(パク・ジマン)EG会長が「チョン氏が誰かに私を尾行させた」と主張したことで、チョン氏は「影の実力者」という攻撃を受けた。

沈黙していたチョン氏は7月9日、中央日報のインタビューで初めて口を開いた。チョン氏は「やましいことは全くないので調査すればいい。その代わり虚偽であることが確認されれば攻撃した人は責任を取るべきだろう」と述べた。チョン氏は「野党とメディアが流言にもてあそばれている」と嘆いた。実際、チョン氏は「朴志晩尾行説」を報じた時事ジャーナルを告訴し、産経新聞の件では参考人調査に応じ、朴大統領に会ったことはないと明らかにした。


先月28日に青瓦台公職紀綱秘書官室の報告書がメディアに報道され、チョン氏はまた疑惑の中心となった。チョン氏と3人の秘書官を含む10人が会合し、国政を論じるという内容だった。30日、チョン氏にまた電話でインタビューした。チョン氏は「チラシ世相に怒りを感じる。国が心配」と嘆いた。以下はチョン氏とのインタビュー内容。

--青瓦台の文書内容は事実でないということか。

「とうてい理解できない。今はどんな世の中なのか。通話記録やCCTVにすべて残る。会うためには電話しなければならず、会えばカメラに映ったり飲食店の従業員が分かる。利権に介入すれば直ちに数人の証人が生じる。野党に情報提供が入るだろう。ところが今までこういうことは一つも出てこなかった。私は透明人間なのか。幽霊なのか。痕跡を残さず動くことができるのか。7月のインタビューでもはっきりと話した。検察でも青瓦台でも私のあらゆることを調査しろと。一つでも出てくれば監獄に行くと話した」

--あなたが影の実力者なら検察が暴けないと主張する人もいる。

「世の中を知らない安っぽい陰謀説だ。国家情報院のコメント事件を見たはずだ。今は誰が検察を伏せることができるのか。メディアは怠惰で無責任だ。一般人は噂を楽しみながら話しても、メディアはそのようにしてはいけない。取材して根拠を話さなければいけない。野党も同じだ。根拠があれば私を告発し、検察が捜査するようにすればいい。メディアも野党も、それができないながら流言に合わせて踊る」



チョン・ユンフェ氏「私が背後というのは安っぽい陰謀説…国が心配」(2)

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