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青瓦台秘書官「チョン・ユンフェ氏関連文書の正確度は0%」

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
現政権の“秘線実力者”疑惑を受けてきたチョン・ユンフェ氏が青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心秘書官3人と会い国政に介入してきたという青瓦台報告書文書が公開されたことと関連、3人のうち1人であるチョン・ホソン青瓦台第一付属秘書官は29日、「文書の正確度は0%」と話した。彼は「(青瓦台に入ってから)チョン氏は1度も会ったことがない」と主張した。チョン秘書官は中央SUNDAYとの電話インタビューで、「そのような文書が作られたのかすら知らなかった。文書と関連した話を聞いたこともない。今回の事件がすべての虚構が明らかになる機会になるだろう」と話した。文書で側近実力者“十常侍”に挙げられた別の青瓦台行政官も中央SUNDAYの取材に「チョン氏とは一面識もない。人数を無理に10人に合わせて十常侍と呼ぶとは情けない」と話した。

文書作成者と名指しされたパク警正もこの日中央SUNDAYとの通話で「文書は持ち出していない」と主張した。彼は文書を他の職員がコピーしたものかとの質問に、「(文書を)持ち出していないので知らない」と否認した。青瓦台民情首席室で勤務し2月に警察に復帰したパク警正は段ボール箱2個分の青瓦台文書を持ち出しこれを流出させたという疑惑を受けている。これに対してパク警正は一部メディアとのインタビューで、「そうした説の出どころがだれなのか思い当たるところはあるが、だれなのか話すことはできない」と話したと報じられた。「文書流出者と関連し青瓦台内外でだれかコントロールする人がいるという意味か」との質問にパク警正がうなずいたということだ。しかしパク警正は中央SUNDAYとの電話通話ではこの報道内容と関連し、「そのようなことはない」と否定した。

パク警正の主張に対し青瓦台のある関係者は、「論点を曇らせるための言い逃れにすぎない」と一蹴した。彼は「パク警正が青瓦台を離れた後に出どころがわからない青瓦台関連報道が続きパク警正が文書を流出しているという疑惑を受けている。検察に捜査を依頼したのですべてが明白に明らかになるだろう」と話した。


29日に青瓦台から告訴状を受け取ったソウル地検は30日に告訴内容を検討した後、来月1日に事件を割り振る計画だ。

今回の波紋をめぐり与野党間の政治的攻防も続いた。与党セヌリ党のパク・デチュル報道官はこの日、「いまや真実糾明は検察の役割になった。1点の隙もなくすべての疑惑を早く解消するよう望む」と話した。しかし新政治民主連合のホ・ヨンイル副報道官は、「セヌリ党が沈黙して青瓦台を保護すれば疑惑がさらに大きくなり最大の危機を自ら招くことになる。早急に国会運営委員会を招集し真実を明らかにしなければならない」と主張した。

一方、朴大統領は来月1日に青瓦台で首席秘書官会議を主宰する予定だ。これを受け朴大統領がこの席でチョン氏の国政介入文書報道と検察捜査、文書流出と関連した公職規律弛緩などに対しどのような立場を明らかにするのか注目される。(中央SUNDAY第403号)



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