2010年末に94兆ウォンだった自営業者向け貸出が、今年10月末までの約4年間に40兆ウォン(約4兆円)も増えた。同じ期間、大企業向け貸出の増加額は29兆ウォンにすぎない。中小企業向け貸出はむしろ減った。自営業者向け貸出は現在、中小企業向け貸出額とほぼ同じ水準で、今後さらに増える見込みだ。金融界の立場で見ると、不良債権化する可能性が高い部門の貸出が最も速いペースで増えているといえる。
自営業者向け貸出の急増には、長く続いている内需不振が原因の一つに挙げられる。競争は激しくなる中で内需が低迷するため売上高が減少し、借金で延命する企業が増えるということだ。なぜ私たちの周囲にはこのように自営業者が増えたのだろうか。
「創業」に対する幻想が招いた悲劇=韓国(2)
自営業者向け貸出の急増には、長く続いている内需不振が原因の一つに挙げられる。競争は激しくなる中で内需が低迷するため売上高が減少し、借金で延命する企業が増えるということだ。なぜ私たちの周囲にはこのように自営業者が増えたのだろうか。
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