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韓国記者のカメラ盗んだ日本水泳選手、正式裁判を請求

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国カメラマンのカメラを盗んだ容疑で略式起訴された日本水泳選手の冨田尚弥(25)が仁川(インチョン)地裁に正式裁判を申し立てた。

仁川地裁は、冨田選手が今月19日に弁護士を通じて正式裁判請求書を提出したと21日、明らかにした。裁判所はこの事件を刑事13単独に割り当てた。初公判は来月1日、仁川地裁322号法廷で行われる予定だ。

冨田選手は仁川アジア競技大会が開かれた今年9月25日、文鶴(ムンハク)朴泰桓(パク・テファン)プールで韓国カメラマンのカメラを盗んだ容疑で略式起訴された。その後罰金100万ウォン(約10万6300円)を支払い日本に出国した。この事件で日本水泳連盟(JSF)から資格停止1年6月の懲戒も受けた。


しかし、冨田選手は今月6日に突然記者会見を開き、「カメラを盗んだ覚えはない」として無罪を主張した。事件を捜査した仁川南部警察署は「カメラを盗む姿が閉回路TV(CCTV)で撮影されており、当時冨田選手も犯行を認めていた」と反論した。

冨田選手が直接出廷するかはまだ不明だ。仁川地裁関係者は「被告人が法廷に直接出席するかどうかについては聞いていない」として「初公判に現れなければ期日が一度延期になり、調整された期日にも出席しない場合は被告人なしで公判が行われるだろう」と説明した。



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