報告書によれば50代の世帯主が昨年の全体家計負債に占める割合は33.7%で、全年齢帯の中で最も大きかった。次は40代(31.2%)・30代(15.6%)・60代(13.9%)の順だった。特に50代の世帯主は9年前である2004年(29.8%)よりも負債比重が3.9ポイント高まっていた。同じ期間で40代は負債比重が5.7ポイント減った。
これは相当数の50代世帯主が40代時期にマイホーム取得や大きな家に乗り換えるなどして受けた融資のお金を返せなかったためと解説されている。彼らは主に住居価格が急上昇した1990年代末~2000年代中盤に住宅担保融資を受けて家を買った。だが2008年の金融危機以後、不動産市場が停滞局面に暗転しながら損失を受けた。買い入れ額よりも低い価格で家を売りに出しても売れず、泣く泣く融資の利子分だけを払い続けなければいけなかったからだ。
これは相当数の50代世帯主が40代時期にマイホーム取得や大きな家に乗り換えるなどして受けた融資のお金を返せなかったためと解説されている。彼らは主に住居価格が急上昇した1990年代末~2000年代中盤に住宅担保融資を受けて家を買った。だが2008年の金融危機以後、不動産市場が停滞局面に暗転しながら損失を受けた。買い入れ額よりも低い価格で家を売りに出しても売れず、泣く泣く融資の利子分だけを払い続けなければいけなかったからだ。
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