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【コラム】韓日関係、民間交流が重要だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昔から外交をしていれば名分と実利が衝突するものだ。この時の最善策は、双方を適切に取りまとめることだ。大統領は断固として対処するものの、その下では日本と相互利益を追求しようということだ。

だから首脳会談だけに命をかけることはない。むしろヘイトスピーチ(hate speech)のような嫌韓気流をいかに和らげるのかを悩むほうが正しい。この頃、国会で開かれる嫌韓書籍の展示会を見るとあきれてしまう。『韓国人による恥韓論』『犯韓論』のような本が日本のベストセラー上位を占めたという。

特にヘイトスピーチが韓国人だけを狙ったものだということは留意すべき部分だ。現在、日本国内の韓国人同胞は50万人余り。中国人は68万人余りだ。また昨年末、日本政府の調査で中国人に対して「親しみを感じられない」と答えた割合は80.7%にもなり、中国人非好感度が韓国人(58%)よりもはるかに高く出てきた。それならば韓国人より中国人に向けた悪口が乱舞してこそ正常ではないのか。


それでも極右派は韓国人タウンである東京新大久保に集まって「韓国人を殺そう」などと叫びながら歩く。チャイナタウンには近寄りもしない。「中国人を恐れているから」という解釈が出てくる。このような異常な行動はそのままにして置けないのではないか。

安倍政権がふさわしくないからと韓日間の和解努力をあきらめても困る。だからこそ、こうした濁流の中でも希望の芽がしばしば目につくのだ。今年3月にソウルで開かれたハングル学者の野間秀樹教授の質素な出版記念会がそんな場だった。美術家だった野間教授は突然ハングルの美しさにひかれて人生を変える。以後、一生をハングル研究にまい進して『ハングルの誕生』といった力作を発表してきた。そんな彼が今度は韓国のインテリジェンスの文を編集した『韓国・朝鮮の知を読む』という日本語版の本を出して韓国を知ってもらうことに努めている。出版記念会には元・現職の国立国語院院長をはじめ有名な国語学者が参加して彼の出版を心から祝った。

これだけではない。略奪されたものと見られている16世紀朝鮮仏画が昨年6月、日本から戻ってくることができたのも良心の呵責を感じた日本の僧侶のおかげだったという。このように過去を懺悔しながら韓日間の真の和解のために努力する日本人も多い。

日本人すべてをひっくるめて敵対視することほど愚かなことはない。こうした良心勢力らと手を握って嫌韓ムードをしずめることが、首脳会談を企てることよりも重要な時だ。

ナム・ジョンホ国際専任記者



【コラム】韓日関係、民間交流が重要だ(1)

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