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【時論】韓国政治、歴史に恥じないためには…(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
しかし最近は状況が変わっている。大邱で野党の金富謙(キム・ブギョム)候補が40%ほど得票し、全羅南道ではセヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)候補が大差で当選する異変が生じた。今はもう中大選挙区制が古い地域主義の障壁を崩せる世の中になったのだ。すでに嶺南・湖南の有権者の意識が変わり、変化の車輪が回り始めただけに、政界が選挙制度の改革で呼応すれば、予想外の好結果をもたらすことができる。

また、選挙区議員の比率を減らして比例代表を増やせば小選挙区制による死票歪曲現象を緩和し、さまざまな分野の専門家が政界で活動できる空間を広める。少数グループの意見を国会に反映するには2種類の選択肢がある。まず院内交渉団体構成要件を現行の議員20人から大幅に下げる必要がある。最近、二大政党が国政を漂流させている姿を見ながら、第3の交渉団体があれば与野党はこれほど強情にはなれないだろうと感じる。もう一つの選択肢は、選挙費用補填得票率を現行の10%から西欧レベルの5%まで低める案だ。選挙ハードルを下げてこそ、少数グループもより積極的に選挙に加わることができる。

最近の「国会を解散しろ」という声からは、韓国社会の政治不信が見える。これは87年の民主化以降、韓国社会は急速に先進化したが、政治の進化の速度が社会の変化に追いついていないという傍証だ。国会は時代遅れの古い「特権」から手放す必要がある。すでに公共の敵となった「不逮捕特権」は自ら改正しなければならないだろう。不逮捕特権の表決要件を厳格にし、投票を公開投票に転換してこそ、国会議員が次の選挙で有権者の審判を意識する。与野党の革新委員会で議論中の政治家出版記念会全面禁止も望ましい。


改憲に先立ち、上に列挙した選挙および政治資金制度だけを改革しても、韓国政治は見違えるほど変わるだろう。与野党がその気になれば、大統領制の韓国で政治的安定性を揺さぶることなく政治の先進化を図ることができる。韓国政治は慢性的な乱脈で改革の俎上に載せられている。「裸の王様」の童話でも、ある子どもが「王様は裸だ」と叫び、みんなだまされていたことを知る。私たちの子どもの世代が「裸の王様」だと指を差す前に、韓国の政治家は自らきちんと服を着なければならない。そうしてこそ歴史に恥じることがないだろう。

ユ・ジュンホ・デジタルソウル文化芸術大産学協力団団長/元青瓦台行政官

◆外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。



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