仁川アジア競技大会の球技では「大韓民国の女性の力」が目立った。
1日にハンドボールとホッケーが金メダルを獲得したのに続き、2日にはバレーボールとバスケットボールが表彰台の最も高いところに立った。女子バレーボール・バスケットともに1994年広島アジア競技大会以来20年ぶりとなる貴重な優勝だ。決勝の相手はともにアジアスポーツの強豪・中国だった。
韓国女子バレーボール代表は決勝で金軟景(キム・ヨンギョン、26、フェネルバフチェ)をはじめとする選手全員の活躍で、中国に3-0(25-20、25-13、25-21)で完勝した。世界選手権の準備のため精鋭メンバーを出せなかった中国は、韓国の好敵手ではなかった。広州大会の決勝で2-3で敗れた4年前の雪辱も果たした。優勝を決めた選手は太極旗(韓国の国旗)を持って体育館を回った。
金軟景が両チーム合わせて最多の26点、キム・ヒジンが16点をマークした。過去2度のアジア競技大会で金メダルに手が届かなかった金軟景は「グランプリとAVCカップで中国に敗れたが、今大会に集中した。初めて国際大会で優勝できて本当にうれしい」とし「選手全員が2年後のオリンピック(五輪)でもメダルを取ろうと話している」と伝えた。一方、男子代表は準決勝で日本に1-3で敗れ、決勝進出を逃した。
バスケット女子は中国の「高さ」を30代のベテランの巧みさで乗り越えた。韓国は決勝で中国を70-64で破った。
両チームを合わせて最長身は202センチの韓国のハ・ウンジュ(31、新韓銀行)だったが、高さで上回るチームは中国だった。韓国はハ・ウンジュを除けば190センチを超える選手がいないが、中国には5人もいた。身長で劣るが、韓国は経験が豊富だった。韓国代表の平均年齢は30歳を超える。26歳の中国より平均4歳高い。12人のエントリーのうち30代はイ・ミソン(35、サムスン生命)、ビョン・ヒョンハ(34、KB国民銀行)、イム・ヨンヒ(34、ウリィ銀行)、シン・ジョンジャ(34、KDB生命)など8人。こうしたベテラン選手がこの日の韓国の70点のうち48点を生み出した。ここにキム・タンビ(24、新韓銀行)、キム・ジョンウン(27、ハナ外換)、イ・ギョンウン(27、KDB生命)が活力を加え、貴重な勝利をつかんだ。
第3クォーターまでは接戦が続いた。54-52の2点リードで始まった第4クォーターで、韓国のベテランのプレーが光った。蜂の群れのような守備で第4クォーター序盤の6分間、中国を無得点に抑えた。その間、キム・タンビ、ヤン・ジヒ、シン・ジョンジャ、イ・ミソンが交代で得点し、あっという間に64-52と12点差に広がった。
4度目のアジア競技大会出場でついに金メダルを獲得したビョン・ヒョンハの活躍も目を引いた。ビョン・ヒョンハは2002年釜山アジア競技大会で銀メダル、2006年ドーハでは4位、2010年広州では銀メダルだった。ビョン・ヒョンハは前半開始直後に3点シュートを決めて機先を制した。64-53とリードした第4クォーター終盤には3点シュートで勝利を固めた。両チーム選手のうち最も長い34分38秒間プレーしたビョン・ヒョンハはこの日、3点シュート3本を含む16得点だった。これは両チーム合わせて最多得点。
3位決定戦では日本が台湾を61-59で降し、銅メダルを獲得した。韓国男子バスケットは3日、イランと金メダルを争う。
1日にハンドボールとホッケーが金メダルを獲得したのに続き、2日にはバレーボールとバスケットボールが表彰台の最も高いところに立った。女子バレーボール・バスケットともに1994年広島アジア競技大会以来20年ぶりとなる貴重な優勝だ。決勝の相手はともにアジアスポーツの強豪・中国だった。
韓国女子バレーボール代表は決勝で金軟景(キム・ヨンギョン、26、フェネルバフチェ)をはじめとする選手全員の活躍で、中国に3-0(25-20、25-13、25-21)で完勝した。世界選手権の準備のため精鋭メンバーを出せなかった中国は、韓国の好敵手ではなかった。広州大会の決勝で2-3で敗れた4年前の雪辱も果たした。優勝を決めた選手は太極旗(韓国の国旗)を持って体育館を回った。
金軟景が両チーム合わせて最多の26点、キム・ヒジンが16点をマークした。過去2度のアジア競技大会で金メダルに手が届かなかった金軟景は「グランプリとAVCカップで中国に敗れたが、今大会に集中した。初めて国際大会で優勝できて本当にうれしい」とし「選手全員が2年後のオリンピック(五輪)でもメダルを取ろうと話している」と伝えた。一方、男子代表は準決勝で日本に1-3で敗れ、決勝進出を逃した。
バスケット女子は中国の「高さ」を30代のベテランの巧みさで乗り越えた。韓国は決勝で中国を70-64で破った。
両チームを合わせて最長身は202センチの韓国のハ・ウンジュ(31、新韓銀行)だったが、高さで上回るチームは中国だった。韓国はハ・ウンジュを除けば190センチを超える選手がいないが、中国には5人もいた。身長で劣るが、韓国は経験が豊富だった。韓国代表の平均年齢は30歳を超える。26歳の中国より平均4歳高い。12人のエントリーのうち30代はイ・ミソン(35、サムスン生命)、ビョン・ヒョンハ(34、KB国民銀行)、イム・ヨンヒ(34、ウリィ銀行)、シン・ジョンジャ(34、KDB生命)など8人。こうしたベテラン選手がこの日の韓国の70点のうち48点を生み出した。ここにキム・タンビ(24、新韓銀行)、キム・ジョンウン(27、ハナ外換)、イ・ギョンウン(27、KDB生命)が活力を加え、貴重な勝利をつかんだ。
第3クォーターまでは接戦が続いた。54-52の2点リードで始まった第4クォーターで、韓国のベテランのプレーが光った。蜂の群れのような守備で第4クォーター序盤の6分間、中国を無得点に抑えた。その間、キム・タンビ、ヤン・ジヒ、シン・ジョンジャ、イ・ミソンが交代で得点し、あっという間に64-52と12点差に広がった。
4度目のアジア競技大会出場でついに金メダルを獲得したビョン・ヒョンハの活躍も目を引いた。ビョン・ヒョンハは2002年釜山アジア競技大会で銀メダル、2006年ドーハでは4位、2010年広州では銀メダルだった。ビョン・ヒョンハは前半開始直後に3点シュートを決めて機先を制した。64-53とリードした第4クォーター終盤には3点シュートで勝利を固めた。両チーム選手のうち最も長い34分38秒間プレーしたビョン・ヒョンハはこの日、3点シュート3本を含む16得点だった。これは両チーム合わせて最多得点。
3位決定戦では日本が台湾を61-59で降し、銅メダルを獲得した。韓国男子バスケットは3日、イランと金メダルを争う。
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