河英善(ハ・ヨンソン)東アジア研究院(EAI)理事長が26日、ソウルの新羅ホテルでキャンベル元米国務省東アジア太平洋担当次官補と会って北核問題などについての見解を明らかにしている。キャンベル元次官補は「韓半島国際フォーラム」参加のために訪韓した。
▼キャンベル元次官補=「北朝鮮が交渉テーブルに戻るのは、中国が大変な圧力を加えた後に可能だろう。北朝鮮は2兎を追うようなものだ。核兵器も望み、西側世界との関与政策を通した経済的な利益も望んでいる。私たちは絶えず北朝鮮に1つだけ選択しろといってきたが、北朝鮮は継続して2つともするといっている。私たちはますます解決が難しい状況に置かれるほかはない。また金正恩政権は非常に不安定だ。最近、北朝鮮内で数カ月間に公開処刑されたり追放されたりした者は米国との外交の責任を負った高位級官僚らだった。もし北朝鮮が対話する準備ができたといっても、もはや私たちが誰と話すべきか確信が持てない」
「北核ジレンマに陥った南北…北朝鮮は経済発展が不可能、韓国は北朝鮮説得が不可能」(2)
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