全国をさらった民主化の興奮の中でスタートした87年体制が、どうして年を繰り返すほどにその輝きと効能が失われることになったのか、冷静に振り返ってみなければならない時だ。特に、このように深刻な事態にもかかわらずこれに対する解決策や治癒策を模索する積極的な動きが見られないのは、実に奇異な現象に違いない。
独裁政権や権威主義体制を崩壊させた民主化の成功が、自動的に民主政治制度の定着と安定的な運営を保障できないということは、すでに政治発展論では常識化されて久しい。北アフリカと中東で花が咲いたアラブの春が、どれほど空しく終わった短い夢であったかを見なかっただろうか。
【コラム】韓国政治のマヒ、お手上낂なのか(2)
独裁政権や権威主義体制を崩壊させた民主化の成功が、自動的に民主政治制度の定着と安定的な運営を保障できないということは、すでに政治発展論では常識化されて久しい。北アフリカと中東で花が咲いたアラブの春が、どれほど空しく終わった短い夢であったかを見なかっただろうか。
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