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作家やプロデューサーまで引き抜く中国、韓国は韓流下請け基地に転落する懸念

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ドラマオンライン版権価格上昇、芸能番組フォーマット輸出ラッシュ、スタープロデューサーと作家の中国進出。中国の韓流ブームが熱い。しかし一部では懸念の声が出ている。陶酔感にひたり安易に対応していては、ややもすると“毒の入った聖杯”になりかねないとの指摘だ。

◇押し寄せるチャイナマネー=先鋒に立つのは強大な資本力を持つ中国のインターネット企業などだ。時代劇中心の中国ドラマに満足しない若い層向けの「韓流コンテンツ」の買い占めに乗り出している。テンセント、優酷、土豆など中国の大手インターネット企業が韓国の地上波3社と年間契約を結んだのに続きSMやYGなど芸能事務所とも手を組んだ。

最初から制作会社を買収しようとする動きも見られる。大ヒット韓流ドラマを制作したA社は中国のインターネット企業B社から3000億ウォン(約312億円)の投資提案を受けたという。独占コンテンツを供給してほしいということだ。中国のC社は1兆ウォンを掲げ複数の制作会社を物色している。

スター作家、プロデューサーの中国行きも続いている。プロデューサーでは『星から来たあなた』のチャン・テユ、『シークレットガーデン』のシン・ウチョル、シナリオ作家では『最高の愛』のホン姉妹らだ。韓国の番組のリメークブームも起きている。『パパ、どこ行くの?』の中国版のヒット後にあふれる韓国の芸能リメークは制作諮問、プロデューサー派遣などが必須だ。プロデューサーと作家はもちろん、その他制作スタッフ、制作会社そのものが中国に飛んで行った。リメークは『ギャグコンサート』『ランニングマン 』など芸能番組から、『ルビーの指輪』『棚ぼたのあなた』などのドラマまで広範囲に行われている。

◇芸はクマが演じ、お金はどこへ?=問題は外見上活況に見えるが実益がないということだ。 『パパ、どこ行くの?』は中国でテレビのほかに映画、モバイルゲームなどでリメークされ2000億ウォンの収益を上げたが、付加収益はそのまま中国が持って行った。中国版『パパ、どこ行くの?』はさらに東南アジアに売られた。

ドラマのオンライン送信料もやはり『星から来たあなた』が1話当たり4万ドルから、『僕にはとても愛らしい彼女』は20万ドルと、半年の間に5~6倍に高騰したが、中国の流通会社が得る収益に比較すればわずかだと指摘される。ある関係者は、「『星から来たあなた』は38億ビューだが、ビュー当たり広告料を10ウォンずつとしても380億ウォンだ。最終収益は相当な額だろう」と話した。

制作ノウハウが移転されることを懸念する声も高い。Jコンテンツハブのチョン・イルフン氏は、「ノウハウを習得した後にはあえて韓国の人材を使う理由はない。ゲーム産業の前轍を踏んではならない」と警告した。核心制作能力が中国に渡って独自の制作基盤を失い下請け基地になりかねないとの懸念だ。

中国政府の規制も新たな要因に浮上している。中国は最近来年5月からインターネットで放映されるドラマに対する事前審議の強化を発表した。韓流を意識した措置と解釈される。現実的にPPLが打撃を受けるなど制限要素は多くなっている。この措置の発表後に販売されたKBSドラマ『アイアンマン』は送信料が1話当たり2万ドルで、『星から来たあなた』以前の水準に大きく落ち込んだ。

ブロードストームのイ・ギョウク代表は、「綿密な対応がなくては中国の韓流が毒になりかねない状況。できるだけ共同制作で企画段階からわれわれがイニシアチブを握り、最大限収益を得られる方式を考えなくてはならない」と話している。

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