カナダを国賓訪問した朴槿恵大統領が20日(現地時間)、首都オタワのホテルで開かれた同胞懇談会で子供たちから花束を受け取っている。韓国大統領のカナダ国賓訪問は15年ぶりだ。
韓国-カナダFTAは10年以内に交易品目の99%に対して関税を撤廃することを骨子としている。韓国の最大輸出品目である乗用車関税(6.1%)が3年以内に撤廃され、日本などに比べて価格競争力をもてるようになる。自動車部品(6%)、タイヤ(7%)、洗濯機・冷蔵庫(8%)なども3~5年内に関税が撤廃される。ただしFTA署名後にも両国議会の批准同意手続きが残っている。議会さえ批准すれば、カナダは韓国が締結する12番目のFTA国家となる。
懇談会で朴大統領は2001年国政監査のためにオタワを訪問したことに言及し、「その時も訪問した日が9月20日だったからちょうど13年ぶりに再びカナダを訪問することになった」と話した。懇談会には韓国人初の連邦議員であるヨナ・マーティン上院議員など210人が参加した。カナダ出身で、1970年初めに高校生だった朴大統領にフランス語の指導をしたコン・アヨン(カナダ名アンドレ・コントア)神父も招待された。
同日、同胞懇談会が開かれたホテルの前では、現地に暮らしているとみられる韓国人4~5人がセウォル号特別法問題に関連してデモを行った。
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