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「造船業の危機を乗り越えるには韓国政府の支援が必要」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国は勢いづき、日本は円安を武器に復活し、韓国は政府の支援が少なく…。最近実績不振の韓国造船・鉄鋼業界が3重苦を訴えている。

韓国造船海洋プラント協会は18日、ソウル三成洞COEXインターコンチネンタルホテルで「第11回造船海洋の日」行事を開き、危機の克服について議論した。

造船・海運分析機関クラークソンによると、先月の世界船舶発注量は57隻、114万CGT(標準貨物船換算トン数)と、5年ぶりの最低水準となった。前年同期(550万CGT)に比べ5分の1に減った。


造船海洋プラント協会の関係者は「今年1-8月の累積発注量も前年同期比24%以上減った」と述べた。さらに現場人材の高齢化、通常賃金拡大による人件費負担、産業安全のような懸案も山積している。

キム・ウェヒョン協会長は「危機を乗り越えるには何よりも積極的な政策支援が必要だ」と主張した。政府の金融支援と大型化の誘導が必要ということだ。キム会長は「過去3年間、中国は2890億ドル、日本は1140億ドル以上の船舶金融を提供した」とし「両国は適切な支援を通じて危機局面を突破している」と話した。

一方、韓国鉄鋼協会もこの日、ソウル大峙洞のポスコセンターで「鉄鋼産業発展フォーラム」を開き、競争力の確保について意見を交わした。オ・イルファン常勤副会長は「上半期だけで中国産の鉄鋼材が670万トン輸入された。前年同期比で34.1%増えた」とし「さらに8月現在、韓国産の鉄鋼に対し、16カ国で57件の規制および調査が進行中」と述べた。世界各国で鉄鋼保護貿易主義が広がり、韓国企業が苦戦しているという説明だ。



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