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韓国の百貨店の秋夕休業日を変えた中国人観光客の力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国を訪れる中国人観光客が百貨店の秋夕(チュソク)休業日程を変えた。

ロッテ百貨店は秋夕連休期間に韓国を訪れる中国人観光客のために小公洞(ソゴンドン)本店と蚕室(チャムシル)店、釜山(プサン)本店の3店舗を8日だけ休業すると明らかにした。例年はすべての店舗が秋夕当日を含め2日間休業した。だが、中国最大名節である中秋節に韓国を訪れる観光客が増えるとみて今年は休業日を1日に短縮した。

本店、蚕室店、釜山本店はロッテ百貨店の店舗で中国人売り上げ構成比が最も高い店舗だ。今年1~7月基準で本店は売り上げの15%、蚕室店は5%、釜山本店は5%が中国人観光客によるものだった。これを受けロッテ百貨店は中国人顧客向けに5~7日の3日間に多様なイベントを準備した。中国人顧客には購入金額の10%相当の商品券を贈呈し、先着3000人にはゴールドバー形のチョコレートを贈呈する。羽根蹴りや板跳びなど韓国の伝統文化を体験できる体験ゾーンも運営する。


3店を除く多くの店舗は秋夕前日と当日の7~8日を休業し、安養(アンヤン)店、上仁(サンイン)店、センタムシティ店または、秋夕当日と翌日の8~9日の2日間休む。集中豪雨にともなう浸水被害で営業を中断に追い込まれた東莱(トンレ)店は特別営業として秋夕当日だけ休む。

現代百貨店は秋夕当日の8日と9日の2日間を休む。秋夕前日に贈答品を購入する消費者と配送問い合わせに対応するためだ。新世界百貨店は7~8日の2日間を休業する。新世界は「名節前日に祭祀用品を購入する消費者が伝統市場を利用するようにするためのもの」と話した。

一方、大型マートは秋夕当日も多くの店舗が営業をする。イーマートは秋夕当日に151店のうち120店が、ホームプラスは139店のうち127店が営業し、ロッテマートは109店のうち96店が通常営業する。



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