長期的には韓国系日本人企業家の孫正義ソフトバンク会長が構想している「アジアスーパーグリッド」にもつながる。過去、日本は自国内の電力市場の寡占体制に固執した。さらにロシアとの政治的な緊張関係のため、ロシアを含む北東アジア国家とのエネルギー協力にも否定的な姿勢を見せた。しかし福島原発事故以降、韓国をはじめとする周辺国とのエネルギー協力を強化している。原発を増やすことができなければ、外部からエネルギー供給を受けるしかないからだ。
これに着眼したのが孫会長の構想だ。孫会長は2012年5月、「グローバルグリーン成長サミット」で、モンゴルの大規模な新・再生可能エネルギー団地と周辺アジア国家をつなぐスーパーグリッドを提案した。モンゴルの広大な砂漠地帯に風力や太陽光など新・再生可能エネルギー団地を造成し、生産された電力を共有しようという概念だ。孫会長は「モンゴルの風力エネルギーだけでも韓国のエネルギー需要の23倍、太陽熱エネルギーだけでも13倍を提供できる」と述べた。
アジア、電気で結びつく…韓日海底電力網の構築へ(2)
これに着眼したのが孫会長の構想だ。孫会長は2012年5月、「グローバルグリーン成長サミット」で、モンゴルの大規模な新・再生可能エネルギー団地と周辺アジア国家をつなぐスーパーグリッドを提案した。モンゴルの広大な砂漠地帯に風力や太陽光など新・再生可能エネルギー団地を造成し、生産された電力を共有しようという概念だ。孫会長は「モンゴルの風力エネルギーだけでも韓国のエネルギー需要の23倍、太陽熱エネルギーだけでも13倍を提供できる」と述べた。
アジア、電気で結びつく…韓日海底電力網の構築へ(2)
この記事を読んで…