14日、法王チャーター機で中央日報のコ・ジョンエ特派員がフランシスコ法王と一緒に写真撮影をしている。(写真=米カトリック専門通信社CNSポール・ヘリン記者)
1949年に中国に共産政権が誕生し、51年に中国がバチカンと外交関係を断絶した後、双方の葛藤は続いている。法王の権威を認めない中国政府は「天主教愛国会」を設立、法王庁の主教任命を内政干渉だとして拒否し、自らの主教を選出する。バチカンが台湾を認めることも葛藤の要因だ。こうした中、中国政府が法王に領空を開放し、法王がメッセージを伝えたことで、関係正常化の期待感が高まっている。中国内のカトリック専門家ベルナルド・セレブレラ神父は「これは和解の兆候」とし「習主席が法王のメッセージに答えれば、それこそ奇跡が起こることになるだろう」と述べた。
ローマ法王のチャーター機、中国領空を初めて通過…習主席に「神の祝福を」(2檁
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