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韓国政府、南北高官級協議提案直後に北朝鮮支援計画発表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国政府が北朝鮮に対し、秋夕(チュソク、中秋)(9月8日)を契機に離散家族再会などを議論する高官級協議を提案した。

統一部当局者は11日、「第2回南北高官級会談を19日に板門店北側地域の統一閣で開催しようという通知文を北側に送った」と明らかにした。通知文で韓国側は「今回の会談で離散家族の再会をはじめとする双方の関心事項を議論することを希望する」と強調した。

板門店(パンムンジョム)チャネルで伝えられた金奎顕(キム・ギュヒョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保室第1次長名義の通知文は、北朝鮮の元東淵(統一ウォン・ドンヨン)統一戦線部第1副部長あてに伝えられた。2人は2月に開催された青瓦台-国防委員会の最初の高官級協議で、双方の首席代表(北朝鮮は団長と呼称)として会っている。当時、相互誹謗の中断などに合意したが、北朝鮮が3月末に合意を事実上破棄し、相次ぐミサイル発射や威嚇のため南北関係は対立局面を抜け出せなかった。


韓国政府が会談日に提案した19日は乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)韓米合同軍事演習期間。政府当局者は「ローマ法王の訪韓直後に日を決めて提案した」とし「北側の都合がよい時期に修正して提案することが可能という点も通知文で伝えた」と説明した。

政府は北朝鮮が応じれば、仁川アジア競技大会に来る北側応援団の滞留費用支援などを前向きに検討できるという立場だ。柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官は記者懇談会を開き、「今回の協議が実現すれば、(大統領が委員長を引き受けた官民合同機構である)統一準備委員会の発足と関連し、北側に詳しく説明する機会があるだろう」と述べた。

政府は電話通知文発送(午前9時10分)の1時間20分後に国際機構を通じた1330万ドル規模の対北朝鮮支援計画も発表した。世界食糧計画(WFP)に児童・妊婦栄養支援のため700万ドル、世界保健機関(WHO)の北朝鮮母子保健事業に630万ドルを南北協力基金からそれぞれ支援する。



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