2011年の福島事故は「原子力ルネサンス」を夢見たグローバル原子力発電所業界に一大衝撃を加えた。その当時、筆者は『原子力ジレンマ』という本を書いた。原子力ジレンマは、決して単純ではない。日本の原発政策が二転三転している様子にもよくあらわれている。韓国も同じだ。原子力拡大政策のGO-STOPの間のジレンマや「使用済み核燃料は資源か廃棄物か」のジレンマがそうだ。
原発産業の展望はどうなのか。国際原子力機構(IAEA)によれば現在31カ国で436基の原子炉が稼働し71基が建設中、172基を計画、309基が提案段階にある。このまま行けば衰退しそうにはない。
【中央時評】原子力ジレンマ=韓国(2)
原発産業の展望はどうなのか。国際原子力機構(IAEA)によれば現在31カ国で436基の原子炉が稼働し71基が建設中、172基を計画、309基が提案段階にある。このまま行けば衰退しそうにはない。
【中央時評】原子力ジレンマ=韓国(2)
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