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<韓国再・補欠選挙>与党圧勝に浮き立つ青瓦台

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クネ)大統領

30日午後10時半ごろ、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の政務秘書官室に集まった青瓦台関係者たちは電話を受けるのに忙しかった。セヌリ党が11議席を得て圧勝することが明らかになり、祝賀の電話が殺到したという。特に青瓦台の政務・広報首席から全羅南道(チョンラナムド)の順天(スンチョン)-谷城(コクソン)で出馬し勝利した李貞鉉(イ・ジョンヒョン)当選者が開票で相当優勢になると、浮き立った雰囲気は絶頂に達したという。「事件だ、事件」という言葉も交わされていた。シン・ドンチョル政務秘書官ら政務ラインは夜遅くまで選挙結果を見守った。朴槿恵(パク・クネ)大統領と金淇春(キム・ギチュン)秘書室長が休暇中の中で行われた選挙に、青瓦台はこの日の開票前も緊張していた様子だった。青瓦台は選挙序盤から、安定した国政運営のためにセヌリ党の議席過半数(151議席以上)の確保を目標にした。政務ラインでは「保守的」だと計算して当選可能なところを8地区と分析していたという。

だが、開票序盤からセヌリ党がかなり優勢になると雰囲気が浮き立ち始めた。青瓦台関係者は「経済再生オールインの姿勢を、国民が良く見てくれたようだ」と話した。また別の青瓦台関係者は「本当に予想できない結果が出た」として「野党は国家を革新するビジョン争い、未来争いをするべきだったのに、それをあまりに軽視したためにセヌリ党に票が行ったのではないか」とした。それと共に「民心がセウォル号審判論を逆審判した」とも話した。

投開票の進行状況は朴大統領と金室長にもほとんどリアルタイムで報告されたという。青瓦台関係者は「大統領もテレビで開票放送を見守っていた」と伝えた。


選挙が圧勝に終わりながら、朴槿恵政権の執権2年目後半期の国政運営は弾みをつけることになった。朴大統領は来月4日に業務に復帰した後、本格的に経済再生と国家革新にまい進する見通しだ。崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済チームがスタートした後、KOSPI指数が30日に2080を超えるなど4日連続で年内最高値を記録して株式市場から反応している。朴大統領は来月4日の青瓦台首席秘書官会議と5日の閣僚会議を相次いで開き、経済が弾みをつける時にさらに押し進めなければならないというメッセージを出す可能性が大きい。



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