イラスト=カン・イルグ
崔副首相の「地図にない道」がこれまで試みなかった政策を1度やってみようということなら十分に意味がある。以前の政権や朴槿恵政権の第1期経済チームはさまざまな理由で新たな試みや発想の転換が不十分だったことは事実だ。経済は落ち込むばかりなのに過去の政策の枠組みから抜け出す考えはなく、断片的な浮揚策をちびちびと出すのにとどまったためだ。そうしている間に景気は空しく沈み込み、構造的な問題は積み上げられるばかりだった。景気回復と構造改善を1度に成し遂げられなければ韓国経済は立ち上がることができないかも知れないという危機感が新経済チームに「地図にない道」を進ませることになった。低迷した経済と無気力症に陥った国民を立ち上がらせるには格別なショック療法が必要ということだ。そうするにはその場に座り込んでいるよりは地図にない道でも切り開いて進んでいくことにしたのだ。
どうにかして道を切り開いて行くという不屈の意志にベテラン政治家としての経歴と大統領との親密な関係を考慮した推進力まで加わり「地図にない道」を進み出した崔ギョン煥経済チームに対する期待はいつになく大きい。すでに証券市場ではそうした期待感が熱く現れている。株価は新経済チームがスタートしてから連日年初来高値を更新している。昨年地図にないアベノミクスを持ち出した日本の安倍晋三首相に熱狂した日本の証券市場がうらやましくないほどだ。崔ギョン煥経済チームは今年の経済運用の最大懸案である労使問題も正面突破に出た。これまで有名無実だった労使政委員会を全面再稼働し大妥協の出口を開くということだ。経済問題に関する限り全方向的な総力戦を行う格好だ。新経済チームが頼もしく見える理由だ。崔副首相が導く地図にない道が韓国経済の未来を明るくする確かな道になるだろうという希望まで芽生える。
【コラム】朴政権第2期経済チームの道と新しい地図(2)
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