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韓流“尖兵”チョコパイが退出の危機…人気の高まりで北朝鮮当局が警戒

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

チョコパイ

北朝鮮版“韓流尖兵”の役割を果たしてきたチョコパイが退出の危機に直面している。対北朝鮮流入窓口である開城(ケソン)工業団地で、北朝鮮当局が違う物品への交換を要求してきたためだ。

チョコパイが公団勤労者の間食として提供されたのは15社の韓国入居企業が稼動した2005年12月からだ。会社別に1人当たり1~2個で、多いときには5~6個が支給されたが、退社後はごみ箱の中には外装袋が1つも入っていなかった。これは家に持ち帰って子供や知り合いに分けようと思って食べなかったためだ。120社余りの企業が進出して5万6000人余りの北朝鮮勤労者に増えたが、このような現象には変わりがなかった。チョコパイをたくさん集めた場合、北朝鮮勤労者の1カ月分の月給よりも儲けることができるようになると人気はさらに高まった。チョコパイをある人に集める「契」まで登場し、開城には専門収集商まで現れた。地方都市にはチョコパイ闇市も現れた。「韓国産」であることがはっきり分かる外装紙はもちろんのこと、チョコとマシュマロがマッチした味で北朝鮮勤労者を誘惑するチョコパイは北朝鮮当局にとって警戒対象だった。公団内で食べるように指示まで下りる事態となった。中国現地の生産品に変えるように韓国側に要求した。しかし効果はなかった。

すると北側は今年5月から積極的な対応に出た。コーヒーミックス(スティックコーヒー)や間食用ソーセージなどに変えるほか、初めから現金を要求した。北側当局者は「我々労働者がチョコパイに飽きたためだ」と言い逃れた。現在、開城工業団地のチョコパイ搬入は事実上中断された状態だ。北朝鮮闇市では北朝鮮レートに換算して1個当たり1000ウォンした韓国産チョコパイの価格が1500ウォンまで跳ね上がったという。2個なら北朝鮮住民の1カ月の給料(3000ウォン)と同じになる。チョコパイの供給が中断されるや今度は代替間食であるコーヒーミックスの人気が急騰しているという。

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