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韓国で列車衝突、1人死亡・91人負傷

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
22日午後5時50分ごろ、江原道太白市(テベクシ)の嶺東(ヨンドン)線、太白駅と文曲(ムンゴク)駅の間(太白消防署の後方)で、ムグンファ号列車と観光列車(O-train)が正面衝突した。

この事故で乗客のパクさん(77、女性、京畿道安山市檀園区)が死亡し、ムグンファ号の機関士と乗客の計91人が負傷し、付近の病院で治療を受けている。負傷者のうちムグンファ号の機関士1人を含む4人は重体。事故当時、ムグンファ号(6両)には67人、観光列車(4両)には43人の計110人(乗務員8人)が乗っていた。

KORAIL(韓国鉄道公社)によると、事故区間は単線鉄道であり、文曲駅で列車がひとまず待機した後、すれ違わなければならない。清涼里(チョンニャンリ)駅を出発し、江陵(カンヌン)に向かっていたムグンファ号は文曲駅の入り口で待機中だった。この時、提川(ジェチョン)を出発してソウルに向かっていた観光列車が停止信号を無視し、そのまま進んで衝突した。この観光列車は白頭山脈の自然景観を観覧する目的で昨年3月に開通した。


事故現場付近の住民チェ・スヨンさん(45)は「警笛が鳴った後、ドンという音が聞こえた」とし「外を見ると、乗客が血を流して歩いて出てきたり、窓を破っていた」と話した。

警察は観光列車の機関士(49)らを相手に調査中だ。国土海洋部は4段階の危機対応のうち最も高い「深刻」段階を発令した。



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