新任セヌリ党代表の金武星議員が14日午後、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で開かれた全党大会で代表演説をしている。金代表は「朴槿恵政府の成功のためにこの身を捧げて強いセヌリ党、強い大韓民国を作る」と述べた。金代表とともに徐清源・金台鎬・李仁済・金乙東議員が最高委員に選出された。任期2年の指導部は2016年7月までセヌリ党を率いることになる。
選挙人団の現場投票と世論調査を7:3の割合で換算して開票した結果、金代表は現場投票(3万9553票)と世論調査(支持率24.6%、換算得票1万3153票)すべてで1位を記録した。当初、徐清源最高委員側は世論調査の劣勢を現場投票で挽回するという戦略だったが“党心”でも金代表におされた。3位は慶南(キョンナム)知事出身である金台鎬(キム・テホ)議員(得票率14.2%)が、4位は世論調査で強さを見せていた李仁済(イ・インジェ)議員(11.7%)がそれぞれ占めた。唯一の女性候補だった金乙東(キム・ウルドン)議員(8.2%)は洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員(9.3%)におされたが、選出職最高委員5人のうち女性が必ず1人以上含まれなければならないという党憲・党規により洪議員の代わりに最高委員になった。
この結果に対して世論調査機関「リアルメーター」のイ・テクス代表は“「旅客船セウォル号惨事と人事の失敗などで支持率が落ちた朴槿恵(パク・クネ)大統領に苦言を呈することができる与党指導者を、民心だけでなく党心も望んだことが明らかになった」と話した。