セヌリ党の党心は変化を選択した。14日午後、ソウル蚕室(チャムシル)体育館で開かれたセヌリ党全党大会で金武星(キム・ムソン)議員は得票率29.6%(5万2706票)で21.5%(3万8293票)だった徐清源(ソ・チョンウォン)議員を退け党代表に選出された。今回の選挙戦過程で党内非主流の支持を受けた金武星代表が与党を掌握したことで、与党圏の権力秩序に大規模な地殻変動が避けられない見込みだ。
選挙人団の現場投票と世論調査を7:3の割合で換算して開票した結果、金代表は現場投票(3万9553票)と世論調査(支持率24.6%、換算得票1万3153票)すべてで1位を記録した。当初、徐清源最高委員側は世論調査の劣勢を現場投票で挽回するという戦略だったが“党心”でも金代表におされた。3位は慶南(キョンナム)知事出身である金台鎬(キム・テホ)議員(得票率14.2%)が、4位は世論調査で強さを見せていた李仁済(イ・インジェ)議員(11.7%)がそれぞれ占めた。唯一の女性候補だった金乙東(キム・ウルドン)議員(8.2%)は洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員(9.3%)におされたが、選出職最高委員5人のうち女性が必ず1人以上含まれなければならないという党憲・党規により洪議員の代わりに最高委員になった。
この結果に対して世論調査機関「リアルメーター」のイ・テクス代表は“「旅客船セウォル号惨事と人事の失敗などで支持率が落ちた朴槿恵(パク・クネ)大統領に苦言を呈することができる与党指導者を、民心だけでなく党心も望んだことが明らかになった」と話した。
徐最高委員側は「全党大会に朴槿恵大統領が参加するのは徐候補を支持するというシグナル」としながら大々的な「朴心マーケティング」を展開したが特別な効果はなかった。同日、朴大統領の祝辞直後に行われた代議員投票でも金代表がリードした。代議員は党の活動に熱心な核心グループだ。
「金武星体制」の登場は朴政権スタート後、セヌリ党を動かしてきた親朴系統が退潮し、辺境に留まっていた親李系や少壮派グループが党の核心部に進出する契機になるものと見られる。
当然職最高委員である李完九(イ・ワング)院内代表と朱豪英(チュ・ホヨン)政策委議長をあわせ、同日まで確定した最高委員7人(指名職最高委員2人は未定)のうち、親朴直系と見ることのできるのは徐最高委員1人しかない。
党関係者は「今年5月の国会議長選挙戦で、非主流だった鄭義和(チョン・ウィファ)議員が、主流側がおした黄祐呂(ファン・ウヨ)議員に予想外の大勝を収めた時からすでに今回の結果が予告されたも同然だった」と評価した。
特に与党と青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係に相当な変化が予想される。
金議員は選挙戦期間中、「青瓦台に言うべきことは言う」と公言してきた。金議員は同日の記者会見でも「与党が大統領の明るい目と大きな耳になり国民世論を加減せずに大統領に伝える役割をしなければならなかったが、これまではこの点が十分ではなかった。今後はこの方向で忠実な役割を行っていきたい」と明らかにした。「7月30日の再・補欠選挙後の大蕩平(不偏不党)人事も行う」とも述べた。
野党も期待感を表示している。新政治民主連合の柳基洪(ユ・ギホン)首席報道官は「金代表の選出はセヌリ党が国民・野党と積極的に疎通することを願う党員たちの意志が反映された結果」と論評した。
選挙人団の現場投票と世論調査を7:3の割合で換算して開票した結果、金代表は現場投票(3万9553票)と世論調査(支持率24.6%、換算得票1万3153票)すべてで1位を記録した。当初、徐清源最高委員側は世論調査の劣勢を現場投票で挽回するという戦略だったが“党心”でも金代表におされた。3位は慶南(キョンナム)知事出身である金台鎬(キム・テホ)議員(得票率14.2%)が、4位は世論調査で強さを見せていた李仁済(イ・インジェ)議員(11.7%)がそれぞれ占めた。唯一の女性候補だった金乙東(キム・ウルドン)議員(8.2%)は洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員(9.3%)におされたが、選出職最高委員5人のうち女性が必ず1人以上含まれなければならないという党憲・党規により洪議員の代わりに最高委員になった。
この結果に対して世論調査機関「リアルメーター」のイ・テクス代表は“「旅客船セウォル号惨事と人事の失敗などで支持率が落ちた朴槿恵(パク・クネ)大統領に苦言を呈することができる与党指導者を、民心だけでなく党心も望んだことが明らかになった」と話した。
徐最高委員側は「全党大会に朴槿恵大統領が参加するのは徐候補を支持するというシグナル」としながら大々的な「朴心マーケティング」を展開したが特別な効果はなかった。同日、朴大統領の祝辞直後に行われた代議員投票でも金代表がリードした。代議員は党の活動に熱心な核心グループだ。
「金武星体制」の登場は朴政権スタート後、セヌリ党を動かしてきた親朴系統が退潮し、辺境に留まっていた親李系や少壮派グループが党の核心部に進出する契機になるものと見られる。
当然職最高委員である李完九(イ・ワング)院内代表と朱豪英(チュ・ホヨン)政策委議長をあわせ、同日まで確定した最高委員7人(指名職最高委員2人は未定)のうち、親朴直系と見ることのできるのは徐最高委員1人しかない。
党関係者は「今年5月の国会議長選挙戦で、非主流だった鄭義和(チョン・ウィファ)議員が、主流側がおした黄祐呂(ファン・ウヨ)議員に予想外の大勝を収めた時からすでに今回の結果が予告されたも同然だった」と評価した。
特に与党と青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係に相当な変化が予想される。
金議員は選挙戦期間中、「青瓦台に言うべきことは言う」と公言してきた。金議員は同日の記者会見でも「与党が大統領の明るい目と大きな耳になり国民世論を加減せずに大統領に伝える役割をしなければならなかったが、これまではこの点が十分ではなかった。今後はこの方向で忠実な役割を行っていきたい」と明らかにした。「7月30日の再・補欠選挙後の大蕩平(不偏不党)人事も行う」とも述べた。
野党も期待感を表示している。新政治民主連合の柳基洪(ユ・ギホン)首席報道官は「金代表の選出はセヌリ党が国民・野党と積極的に疎通することを願う党員たちの意志が反映された結果」と論評した。
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