LG電子「Gウォッチ」
まだ発売前のGウォッチを使ってみた。Gウォッチの機能の核心は、スマートフォンで可能なグーグルの音声認識個人秘書サービス「Google Now」をウォッチにそのまま移したという点だ。位置情報などに基づいた移動経路、時間帯別によく利用するコンテンツなどを分析し、使用者が要求する前に必要な情報を認識して準備してくれる。電話やメッセージ程度だった従来のスマートウォッチと最も大きく異なる点だ。
Gウォッチをつけてソウル江南駅付近の会食場所へ行った。酒の席が長くなり0時を過ぎると、Gウォッチに振動とともに文字が表示された。「家までの地下鉄の終電が30分後に到着するが、現在の場所から駅まで徒歩約20分なので、いま席を立たなければいけない」という内容だ。翌日、昼食の約束時間を1時間後に控えても「現在の位置から光化門の約束場所まで40分ほどかかるため、いま出発しなければいけない」というメッセージが表示された。
核心はスマートウォッチが使用者の位置と職場・家など主要情報を把握し、あらかじめ知らせる「位置情報サービス(LBS)」だ。また、約束場所に関する情報を受けるためには、グーグルカレンダーに日程を記録しなければならない。「私の個人情報をグーグルに譲り渡すことはできない」と考えるなら、利用できないサービスだ。
「終電に乗るならいま出発を」 …“手首上の個人秘書”スマートウォッチ=韓国(2)
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